こんにちは。とげまるです。


先週は国連英検特A級の1次試験のレベルについて書いたので今日は2次試験について書いていきたいと思います。


2次試験は面接(スピーキング)になります。


ただしハードルは1次試験よりも高いです。



2次試験の評価項目はcomprehension, pronunciation, fluency, structure, vocabulary, communication, knowledge(international affairs)の7項目になっており、平均で10段階のうち8以上取らなければ合格出来ません。


また英検1級では合格レベルとされる解答(例えば紛争解決の為に国同士の対話が必要)が国連英検特A級では不合格となるということも珍しくないです。


国連の各機関の活動、国際情勢に関する知識、国連が世界で起こっている諸問題に対してどのようにアプローチを取るべきかなど、しっかりした英語で相手を納得させることが必要です。


英語は喋れてかつ国際情勢に関して精通してないといけないので間違いなく1次試験よりも大変だと思います。


スピーキングは普段の地道なトレーニングが必要になってくるので、国際情勢に関する知識をどのように蓄えていくべきか話していきたいと思います。


まずは話したいトピック、興味のある国際情勢を絞りましょう。


最近のホットトピックだと


①COVID-19

②climate change

③refugee crisis

④multiculturalism

⑤US-China relationship


事前に面接シートで自分の興味がある国際情勢や行ってみたい国、尊敬する作家など書けるため、ある程度面接をこちら側にリードすることが可能です。※ただし面接官によっては面接シートガン無視の方もいるので要注意。私は面接シートガン無視面接官に当たりました。。


興味のある国際情勢を絞った後はそれらが特集されている英字雑誌の記事を大量に読んで、summaryを書いて自分の意見を英語で書いて、スピーチおよび暗唱が出来ておくと良いです。


私が2次試験の際に使用した英字雑誌やメディアは以下の5つです。


①FOREIGN AFFAIRS

②The Economist

③CNN, BBC

④UN news

⑤Japan Times


①と②は特A級を受験される方は必須です。特にFOREIGN AFFAIRSは国連英検特A級の英文出典になっているので、非公式副教材と言って間違いないでしょう。比較的分かりやすい英語で書かれているのでとっつきやすいと思います。


③はPodcastやyoutubeで通勤中見るようにして専門家の意見や役立ちそうな英語表現はノートにメモをして独り言英会話や受験仲間との模擬練習で積極的に使うようにしていました。


④は国連が今各諸問題に対してどのようなアプローチを取っているのかを学ぶには良い機会になりました。面接でもUN newsに関する記事について意見を求められたので毎日目を通しておくことをオススメします。


⑤は実際に合格された方から海外情勢だけでなく日本の事象のことについても聞かれると伺っていたので、日本国内で起こっている最新情勢、および中国、韓国との領土問題の進展、コロナ対策などに焦点を絞って情報を仕入れるようにしていました。過去には日本国憲法や安保理、北朝鮮の拉致問題についても聞かれたことがあったそうです。


上記の勉強法を1ヶ月やったほど以下の結果で2次試験は無事1発合格できました。



発音やcomprehension,communicationはやはりスピーキング力が不足していることが否めないので地道にトレーニングを積み重ねていきます。

次回の試験では各項目、1〜2ポイントほど上げて外務大臣賞を目標に頑張ります!


次回は国連英検特A級を受験するまでの裏話について話していきたいと思います。