先週の土曜日 (15日)に山下達郎さんの大阪フェスティバルホールでのコンサートに参加した。
昨年は1月27日に亡き彼女との参加だった。
そんなことを思い出してしまうのだろうと会場に足を運んだが、いざステージがはじまると、また昨年とは違う山下達郎ワールドが展開され、楽しいだけの3時間半がまたたく間に過ぎた。
席は二階最前列。ステージ全体はもちろん一階客席の様子まで見て取れる。
達郎さんも言っておられたが、改装された新フェスティバルホールは年々音が良くなっている。
演奏も唄も本当に素晴らしい。
春に聴く生クリスマスイブは感慨深く、これまでのツアーの中からイイとこ並べたというセットリストは、一人アカペラにアコースティックライヴ?と幅広く楽しさで溢れていた。
達郎さんのMCも変化に富み、立川志の輔さんの高座からヒントを得た、というくだりでは爆笑してしまった。
「今まで演って来て現在のメンバーが最高の演奏をしてくれる。シュガーベイブの時にほしかった音が出せる」
は印象的だった。
初期衝動のパッションとジレンマ。
それを還暦も過ぎて、なお記憶しクリアしている姿に感動さえした。
お決まり、終盤の大賑やか大会では二階最前列という事で座って聴いた。ヘタに立って落ちたら大惨事。
でも座って聴いた方が良く聴こえて結果的には楽しめた。
乗ってくると止まらなくなる達郎さん。
雄叫びに近いスキャットの合間にサムクックで有名なサマータイムが嬉しかった。
ひと時というには長い時間、仕事や煩わしいことを忘れ、もう居ない人達と一緒に過ごしている気がした。
今日は本当に朝から一日中、春爛漫の良いお天気だった。一年前の4月24日の日曜日。彼女と朝早くから奈良へ出かけ、遅乗りで観た「鹿男あおによし」ロケ地巡りで一日中歩いたのを思い出す。
そんなこともあり、達郎さんの大阪フェスブログ更新が遅れ、陽も傾いた頃にやっと更新する気になりました。
おそまつ!
またね( ̄▽ ̄)/
ひろし☆