東アジアサミット(EAS)、中国排除(3) | たけさんのブログ

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「人はなぜ治るのか」不調からの脱却

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東アジアサミット(EAS);18ヵ国

ASEAN10カ国(インドネシアマレーシアフィリピンシンガポールタイブルネイベトナムラオスミャンマーカンボジア),日本,中国韓国豪州ニュージーランドインド米国ロシア(注:米国,ロシアは2011年から参加)

 

 

 

【東アジアサミット】狭めた対中包囲網 安倍晋三首相巻き返し

 

 安倍晋三首相は2016.9.8日の東アジアサミット(EAS)を、東・南シナ海で海洋膨張を強行する中国を締め付ける「最終決戦」の舞台と見定めていた。同盟国の米国が参加するからだ。中国は東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の切り崩しを図ったが、日本同行筋は「多くの国が実質的な意味で(南シナ海問題の)仲裁裁判で議論した」と明かした。日米が主導する中国包囲網づくりは一定の成果を挙げたといえる

 安倍首相はEAS参加18カ国の最後に発言した。中国を念頭に「緊張を高める行動の自制」を求め、こう強調した。「仲裁裁定は当事国を法的に拘束する。当事国がこの判断に従うことで南シナ海における紛争の平和的解決に期待する

 7日の日・ASEAN首脳会議で、中国の海洋進出に懸念を示したのは「複数の国」(日本同行筋)にとどまっていたが、EASではほとんどの国が南シナ海問題に言及米国のオバマ大統領も仲裁裁定の順守を主張した。日本政府関係者は「仲裁裁定を『無効』と発言した国は一つもなかった」と明かす。仲裁裁定を無効と拒否してきた中国を黙らせた格好となった

 安倍首相は5日、中国・杭州で行った習近平国家主席との会談で「法の支配」の重要性を強調したが、習氏は「日本は当事者ではない」との従来の立場を主張して平行線に終わった。このため、6日にラオス入りした首相は巻き返しに動いた。延べ7カ国の首脳と相次いで会談し、米国との共通認識である「法の支配」で包囲網を狭めていった

 ただ、日米両政府はEAS閉幕後に安倍首相とオバマ氏の首脳会談を行い、国際法に基づく平和的解決が重要だとの認識を再確認する方向で調整したが、見送った。EASの議長声明も9日以降にずれ込み、8日の議論がどの程度反映されるかは不透明なままだ。

 外務省幹部が「声明をまとめることが最終目標ではない。それによって中国がどうするのかということが問題だ」と指摘するように東・南シナ海情勢は決して楽観できない。(ビエンチャン産経新聞 2016.9.9 1:30)

 

 

 

 

 

東アジアサミット 首相、南シナ海の仲裁裁定の順守を要求 日米主導で中国の海洋進出を牽制

 

【ビエンチャン=産経】東南アジア諸国連合(ASEAN)や日本、米国、中国など計18カ国の首脳が参加して地域の安全保障などを話し合う東アジアサミット(EAS)が2016.9.8日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。安倍晋三首相は、東・南シナ海に進出を続ける中国を牽制して「緊張を高める行動を自制し、国際法に基づき平和的解決を追求すべきだ」と強調。南シナ海問題をめぐる中国の主権主張を否定した仲裁裁判所の裁定を尊重するよう求めた

 会議筋によると、参加したほとんどの国が南シナ海問題に触れ、日本を含む複数の国からは、裁定の順守を求める声が上がった。米国のオバマ大統領からも、裁定は最終的で拘束力があるとの指摘がなされた

 参加18カ国のうち最後に発言した安倍首相は、中国の習近平国家主席が昨年9月、南シナ海の軍事拠点化を否定したことを踏まえ、「発言が履行されることを期待する」とも表明した。同様の発言が他国からも出たという

 仲裁裁定後、日米中とASEAN10カ国の首脳が一堂に会する会議は初めて。仲裁裁定を「紙くず」として棚上げを狙う中国からは李克強首相が参加したが、日米が主導する国際社会の包囲網を切り崩しきれなかった格好だ

 議長国のラオスは、南シナ海問題で「国際法の原則に従った平和的手段による解決」を盛り込んだ議長声明をまとめる見通し。

 また、朝鮮半島情勢では、北朝鮮の弾道ミサイル発射を批判し、国連安全保障理事会決議を完全履行するよう北朝鮮に要請することで一致。核不拡散に関する特別声明も採択した安倍首相もミサイル発射を続ける北朝鮮を「深刻な脅威で圧力を強化する以外にない」と重ねて非難した。(産経デジタル 2016.9.8 21:47)

 

 

 

 

 

「南シナ海」で攻防=仲裁判決言及相次ぐ―東アジアサミット

 

 【ビエンチャン時事】ラオスの首都ビエンチャンで2016.9.8日、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と日米中を含む18カ国の首脳が参加する東アジアサミットが開催された。中国による軍事拠点化で緊張が続く南シナ海問題で、対立する日米と中国を軸に攻防が繰り広げられた

 オバマ米大統領は、東アジアサミットに先立ち8日開かれた米・ASEAN首脳会議で海洋問題に言及し、「われわれは、南シナ海を含め紛争が平和的に解決されるよう、引き続き努力する」と強調。南シナ海に関する中国の主権主張を退けた7月の仲裁裁判所判決には「法的拘束力がある」とも述べ、中国に重ねて判決受け入れを求めた

 東アジアサミットで、安倍晋三首相は「東シナ海、南シナ海において一方的な現状変更の試みが続いており、深刻に懸念している」と表明。仲裁判決に関しても「当事国がこの判断に従うことにより、南シナ海における紛争の平和的解決につながることを期待する」と述べ、中国の動きをけん制した。

 中国と領有権を争うフィリピンのドゥテルテ大統領も仲裁判決に言及し、「今や海洋分野に関する国際判例の一部となっている」と指摘。仲裁判決や国際法に合致した「ルールに基づくアプローチ」で、南シナ海紛争の平和的解決を模索する考えを示した。 (時事通信 2016.9.8 20:30)

 

 

 

 

 

紛争の平和解決促す=南シナ海判決に拘束力―米ASEAN

 

 【ビエンチャン時事】東アジアサミットに出席するためラオスを訪問中のオバマ米大統領は2016.9.8日、ビエンチャン市内で東南アジア諸国連合(ASEAN)と首脳会議を行った。大統領は冒頭、フィリピンやベトナムなどと中国が争う南シナ海の領有権問題について「平和的な解決」を改めて促した。

 大統領はこの中で、中国の主権を否定した7月の仲裁裁判所の判決について「拘束力がある」と明言その上で「(域内の)緊張緩和に向けて共に前進できるよう話し合いたい。外交を促進し、地域の安定を目指す」と述べた。 (時事通信 2016.9.8 15:00)

 

 

 

 

 

中国、南シナ海めぐる「介入一掃」でASEANと協力希望=李首相

 

© REUTERS 中国、南シナ海めぐる「介入一掃」でASEANと協力希望=李首相

 

[北京 8日 ロイター] - 中国外務省は2016.9.7日夜発表した声明で、李克強首相が、ラオスのビエンチャンで開催された東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議で、南シナ海をめぐる「介入を一掃」するためにASEAN諸国と協力したいとの意向を示した、と明らかにした。

フィリピンは7日、領有権で対立する南シナ海の礁に中国が建造物を建設する動きがあることに「深刻な懸念」を示していた。(ロイター 2016.9.8 12:00)

 

 

 

 

 

安倍首相、東アジアサミットに出席 南シナ海「軍事拠点化しない」発言の履行、中国に要請へ

 

【ビエンチャン=小島優】ラオス・ビエンチャンを訪問中の安倍晋三首相は2016.9.8日午前(日本時間同日午後)、東南アジア諸国連合(ASEAN)や日米中など計18カ国の首脳が参加する東アジアサミット(EAS)に出席する

 中国が強引な海洋進出を進める南シナ海をめぐり、日米中の首脳が直接、顔を合わせて議論する。安倍首相は、中国の南シナ海進出と軍事拠点化に懸念を示し、昨年9月の米中首脳会談で、スプラトリー(南沙)諸島を軍事拠点化しないとした習近平国家主席の発言の履行を、中国に求める見通しだ。

 これに先立ち7日に開かれた日ASEAN首脳会議で安倍首相は、南シナ海問題をめぐり、「法の支配」に基づく紛争の平和的解決の必要性を強調。南シナ海での中国の主権主張を否定した仲裁裁判所の裁定を、当事国の中国とフィリピンが順守するよう呼びかけた。

 安倍首相は6日のビエンチャン到着以降、フィリピン、ラオス、オーストラリア、ベトナムなどEAS参加国首脳と積極的に会談。仲裁裁定に反発する中国に順守を求める方向で、参加国が結束するよう呼びかけている。(産経ニュース 2016.9.8 11:30)

 

 

 

 

 

【ASEAN】安倍晋三首相、中国支持に回らぬようクギ刺す 「対話を歓迎するが、非軍事化、自制が維持されることを前提に」

 

 「南シナ海は日本にとって死活的に重要であり、(領有権問題は)地域全体の平和と安全にとって重要な問題だ」。安倍晋三首相は2016.9.7日の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳との会議で、南シナ海問題は仲裁裁判当事国の中国とフィリピンの2国間にとどまらず、影響が地域全体に及ぶことを強調した。

 東シナ海での中国の海洋進出を警戒する日本は、仲裁裁判所が中国の主権主張を否定する裁定を下して以降、米国と「法の支配」を共通概念に、中国を裁定受け入れへ追い込むよう包囲網形成に向けてASEANに結束を呼びかけてきた。

 7日の会議では「中国とASEANの対話を歓迎するが、対話は国際法に基づき、非軍事化、自制が維持されることを前提として行われるべきである」とも述べ、中国支持に回らないようクギを刺した。

 安倍首相は6日にフィリピン、ラオス、7日にオーストラリア、ベトナムの首脳らと会談。7日には予定になかったインドのモディ首相との会談を急遽(きゅうきょ)、行った。8日にはASEANに日中韓や米豪印などを加えた18カ国による東アジアサミット(EAS)が開かれるEASは地域の安全保障を議論する場と捉えられており、この“最終決戦”を前にして、中国包囲網の結束を呼びかけた形だ

 フィリピンのドゥテルテ大統領との会談で、海上自衛隊の練習機の有償貸与や大型巡視船の円借款供与で合意したのも、米国という“真打”の登場を前に舞台作りをする狙いもあった。

 その成果は少しずつ現れ始めている。領土や主権をめぐる争いについて、7日にまとめられたASEAN首脳会議の議長声明、中国とASEANとの首脳会議の共同声明でも、日米が主張する国際法に基づく解決の重要性が確認された

 関係者は「安倍首相は南シナ海の問題について、EASで質的にも量的にも一番多く発言する」との見通しを示す。EASで中国に引導を渡すことができるか。首相は舞台を整えた上で、一気に勝負をかける構えだ。(ビエンチャン産経 2016.9.8 1:30)