







駒沢パークサイド歯科口腔外科の竹味です。
当院には外傷によって歯牙破折や歯牙脱臼で来られる患者さんが多く来られます。
それらの歯をできるだけ元の状態に戻すことを目指します。特に子供の外傷歯は本人や親御さんもがっかりしますよね。
折れ方が大きい場合は歯髄を残念ながら残せないこともありますが、小さい場合は歯髄の保存が可能です。今回は歯牙破折の小さな露髄に対しどのように処置を行っているのかを少しご提示します。
それらの歯をできるだけ元の状態に戻すことを目指します。特に子供の外傷歯は本人や親御さんもがっかりしますよね。
折れ方が大きい場合は歯髄を残念ながら残せないこともありますが、小さい場合は歯髄の保存が可能です。今回は歯牙破折の小さな露髄に対しどのように処置を行っているのかを少しご提示します。
少しだけ欠けたりしているだけであればレジン(樹脂)で修復が可能です。前歯などの小さな虫歯に詰める歯と同じ色の樹脂です。
残念ながら大きく欠けていて歯髄が露出しているケースで露髄面が小さければ神経をとらずにMTAセメントにてカバーしてからレジンや欠けた歯を使ってリペアします。
できるだけ神経を残したいのでむやみに神経をとりません。

残念ながら大きく欠けていて歯髄が露出しているケースで露髄面が小さければ神経をとらずにMTAセメントにてカバーしてからレジンや欠けた歯を使ってリペアします。
できるだけ神経を残したいのでむやみに神経をとりません。

虫歯が進行して神経に近くなったり出てしまった時は虫歯菌が神経に入り込んで歯髄炎を起こします。
この場合は歯髄を取らなければなりませんが、新鮮な外傷歯の場合は細菌に侵されていないことが多いので適切な歯髄のリペア材を使えば神経を残すことができるのです。
この場合は歯髄を取らなければなりませんが、新鮮な外傷歯の場合は細菌に侵されていないことが多いので適切な歯髄のリペア材を使えば神経を残すことができるのです。
当院では根管のリペアや歯根端切除手術の逆根充材としてMTAセメントを使っています。
昔は歯髄のリペア材は水酸化カルシウム製剤が主流でしたが、近年MTAセメントが登場し歯髄をかなりの高確率で残すことが可能になりました。MTAセメントは高価でいろいろなメーカーから売り出されていて当院でも数種類のMTAを用途に分けて使い分けています。
昔は歯髄のリペア材は水酸化カルシウム製剤が主流でしたが、近年MTAセメントが登場し歯髄をかなりの高確率で残すことが可能になりました。MTAセメントは高価でいろいろなメーカーから売り出されていて当院でも数種類のMTAを用途に分けて使い分けています。

MTAセメントを露出した非感染生活歯髄に用いることにより、すぐれた封鎖性や強アルカリ性の維持、継続的に放出するカルシウムイオンなどにより外来刺激による障害から保護できます。
MTAセメントは重金属(Cr、Cd、As、Ni等)が入っているのがほとんどで、歯の上部で使うことにより歯の変色を起こします。
ですから、歯冠や歯冠に近い部分に使う場合はこの重金属が入っていないMTAセメントを使用しています。
MTAセメントは重金属(Cr、Cd、As、Ni等)が入っているのがほとんどで、歯の上部で使うことにより歯の変色を起こします。
ですから、歯冠や歯冠に近い部分に使う場合はこの重金属が入っていないMTAセメントを使用しています。

外傷にて上顎左右1番の歯牙破折と露髄を認める。下唇は歯による裂傷を起こしています。

露髄面 露髄面からの出血が認められます。

露髄面をきれいに消毒してからMTAセメントでリペア。初期硬化は2分30秒。早く硬化するので限られた診療時間内で覆髄処置を完了させることが可能です。硬化時間は140分。

この場合は折れた歯がワンピースだったのでレジンで接着しました。粉々になっている場合はレジンで修復します。

修復後。時間が経ってレジンが変色したり、破折した歯の部分が変色した場合は再度レジンで修復したり、ラミネートベニアというセラミックのシェルを貼り付けて修復ができます。



