口腔内の熱傷(やけど) | toshiのブログ

toshiのブログ

ブログの説明を入力します。

イメージ 1

口腔内では熱い液体や固体によって熱傷が生じることがあります。高熱の固体(揚げたての天ぷらやカツ、湯豆腐など)を飲み込んだ際に上あご(口蓋)に熱傷が生じ、周囲粘膜が発赤した水疱が形成されます。水疱はまもなく破れて「びらん」あるいは「潰瘍」となりますが1週間から10日程度で治癒します。治療は局所療法が主体で、含嗽剤(アズノールなど)やステロイド含有軟膏(デキサルチン軟膏など)を用います。

熱傷の分類
第1度 紅斑性
第2度 水疱性
第3度 壊死性

口腔内の熱傷は第2度が多く、写真の様に太陽が燃えているような発赤が特徴的です。