以前にも書きましたが、主人はイタリア人と一緒に和食のお店をやっています。一緒に仕事を初めて間もなく10カ月。良くも悪くも「イタリア人ってホント○○だな~」と確信した点が幾つか出てきたと言います。

今一番頭が痛いのは「Noと言えない性質」であると言うことです。もしかしたらこれはイタリア人というくくりではなく、南イタリア、いやプーリア州に限った事なのかもしれません。何しろ一緒に働いているのは全員プーリア州の人間ですから、今のところこの地域の人の事しかわかりません。

個人的にはこの「Noと言えない性質」は大変助かります。イタリア語が未だ不十分な私達に付き添って、どんなに疲れていても、そしてどんなに忙しくても、学校や警察署での手続きに付き添ってくれます。休日を返上してIKEAと私達の自宅を2往復、汗をかきかき重たい家具を3階まで運んでくれたりもします。いつも大変恐縮して平謝りするのですが「よろこんで!!」とニカッと笑顔で返され、ついつい甘えてしまう結果に…。

しかし、これを仕事場に持ち込まれると大変なことになったりします。例えばレストランの予約。現在、店は主人一人が寿司を握っているため、予約をコントロールするイタリア人担当者には「一日50人のお客様が限度」と口が酸っぱくなるほどお願いしています。が…掛ってきた電話を断りきれず、夕方予約台帳を見ると70人余りの予約が!!「だって、どうしてもってお願いされると…ダメだって言えないじゃない?」と担当者の弁。こんな状況が毎日続き、主人はもうヘロヘロです。先ほど掛ってきた主人からの電話。「今日は記録更新、90人超えてた~」声に力がありませんでした。

沢山の方々に和食を楽しんで頂く事、それはとても嬉しい状況なのですが、出来ればお待たせせずにお出ししたいものです。

結局、どんなにお願いしても「Noと言えない性質」は変えられないので、新たに3人の料理人が加わる事になりました!!