8月1日付けで機械警備部門から常駐警備部門へ異動となりました(^.^)
 
機械警備から常駐警備へ・・・
と、字面を見れば何となく想像が付く方もおられると思いますが、法律ではこんな感じです(^^;)
 
機械警備・・・・「機械警備業務」とは、警備業務用機械装置(警備業務対象施設に設置する機器により感知した盗難等の事故の発生に関する情報を当該警備業務対象施設以外の施設に設置する機器に送信し、及び受信するための装置で内閣府令で定めるものをいう。)を使用して行う第一項第一号の警備業務をいう。
 
常駐警備・・・・事務所、住宅、興行場、駐車場、遊園地等(以下「警備業務対象施設」という。)における盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務。
 
ごちゃごちゃと小難しく書いてありますが、警備会社(委託契約によるプール監視業務を含む)は、警備業法という法律にのっとり、”他人の需要に応じて”業務をしています。
 
上記の法文は警備業法第2条を抜粋したもので、常駐警備は同条第1項第1号に規定があることから通称”1号業務"と呼ばれ、機械警備についてはその本質は異なるものの、この1号業務に含まれています。
 
常駐警備は大学や大規模なビルや工場等の警備室や守衛所等で制服を着用して受付や案内、立哨、敷地内と敷地周辺の巡回等をしている警備員のことを指し、その施設に常時駐在していることから常駐警備(会社によっては施設警備)と呼ばれています(←今回の私の異動先がコレです)。

機械警備は店舗や企業、個人宅等に非常用押しボタンや各種センサーと通報装置を取り付け、それにより感知された情報を通信で監視センター等の外部施設へ送信し、その情報をもとに自動車や二輪車等で警備員が駆け付ける業務を指します(←今までの仕事がコレです)。
 
機械警備はざっくり言うとテレビのCMに出てくるSECOMやALSOKを思い浮かべていただくと分かりやすいかと(←早く言えっ!!(^^;))。
 
 
ちなみに昨今のコロナ渦で”自宅警備員”という言葉がトレンド入りしましたが、こちらは”他人の需要に応じて”いないので法律上は警備員ではありません(^^;
 
今回の異動、私にとって大きな違いは”夜間の運転業務”が無くなったことです。
24時間勤務で、忙しい時は食事や仮眠もままならず、パトロールカー(業務車両のこと)で契約先へ駆けつけるため、特にここ数か月は運転中に居眠りしかけたこともしばしば(´;ω;`)ウッ…
 
危ないと感じた時はコンビニ等の駐車場で超短時間で仮眠を取ることもあり、情けないことに心身ともに大きな負担となっていました(m´・ω・`)m ゴメン…
 
今回の異動先は誰もが知っている大手飲料メーカー系列の製薬会社で、敷地も広大で訪問者も大変多くて機械警備に従事していた時よりもむしろ忙しくなりましたが、イレギュラーな対応が無ければ空調の効いた警備室で業務が行えて休憩もきちんと取れるため、心身への負担は軽減されましたヾ(*´∀`*)ノ
 
同僚の皆さまも良い人ばかりで、仕事上の疑問点や不安なことはしっかりアドバイスをしていただけます( ..)φメモメモ
 
ただ、以前の機械警備も今の常駐警備も人員不足のため、休みは少な目な感じです(;^_^A
 
何だかんだと警備員としてのキャリアは通算11年目となりますが、初心忘れるべからずで頑張りたいと思いますm(__)m