寝室を開ける義父 | 強くて可愛いかーちゃんになりたい

旦那の実家へ帰省すると、仏壇のある和室が義実家滞在中の旦那と私の寝室になります。


初めて義実家に宿泊した日。


お義母さんから、何でも最初が肝心。お父さんは朝早くに出勤するから、気にしないで○○ちゃん(私の名前)は寝ていなさい。一度甘やかすと、○○ちゃんに甘えるから。と言われた。


義父は結婚当初から、朝は1人でバナナとトーストを食べて早朝出勤。お義母さんはゆっくり起きて朝食という流れです。


次の日の早朝、隣のリビングからシャッターをガラガラガラーッと開ける音が響く。カーテンもシャーッ、シャーッと開けている。きっと義父だろうと思ったが、私はお義母さんに言われた通り起きていかなかった。眠っているふりをしていた。まさか私たちの寝ている寝室を勝手に開けることはないだろうと。


すると、すーっと襖が開く音がした。


恐怖でしかなかった。


義父が、○○(なぜか私の名前が、この時から呼び捨てになった)朝食の支度をしてくれ。もう朝の4時半だぞ。お父さんは朝はバナナ半分とオリーブオイルをかけたトースト。コーヒーは薄目で砂糖は2本だから、よろしく。


お義母さん、私はわざわざ起こされましたガーン

旦那よ、夢の中に居ないで助けろよショボーン


それでも、年に数日だけと自分に言い聞かせて、良い息子の嫁キャンペーンしたっけな。


馬鹿みたい。