うぃ、シノブだ。

というわけで『恋の門』、一昨年の上映期間中に劇場に行けず

今頃になってよーやくDVD借りてきて観ましたよ。


漫画描く人たちの話ということで興味津々。

特に「漫画芸術家」を名乗るも、世間から全く相手にされてない

主人公の蒼木門(松田龍平)の境遇は俺と重なりまくりで

かなり深ーく感情移入しちゃったさ。


その彼に、コスプレイヤーで同人漫画家でもある証恋乃(酒井若菜)と

元売れっ子漫画家で今はバーのマスターの毬藻田(松尾スズキ)が絡んで

漫画バトルが展開されるわけだが、

3人がそれぞれ自分の漫画の原稿を描くシーンがかなりカッコいい!

サンボマスターの曲をバックにものすごい勢いで描き上げていくのだが

最後に3人ともエクスタシーに達して昇天する姿が実に美しいのよ!

漫画描きに限らず、創作系の仕事をやってるor志してる人たちは

このシーンにおおいに刺激を受ける事間違いなし。


派手にCGを駆使したベタベッタなギャグシーンも個人的にはかなりツボだし

各キャラの個性の際立ち方にも好感。

熱いものを感じさせる良質なエンターテイメントだった!


それにしても、最近の日本映画は結構面白いの多いな。

衰退が叫ばれて久しかった日本映画も

ここ数年で完全に力を取り戻したと言っても過言ではないかもな!


ところで酒井若菜はあんなに素晴らしいのに、最近テレビで見ないな。

業界関係者はもっとガシガシ彼女を使うべきです!