随分と昔の話ですが、わたしが子供の頃、気が付けばいつも動物に囲まれていました
両親が動物好きだったのか?四人の兄の誰かが動物好きだったのか?
それは記憶に無いけれど
我が家にいた動物のことは憶えています
犬・猫・ウサギ・アヒル・鶏・文鳥・鳩・熱帯魚・金魚・亀でした
末っ子で女の子一人のわたしにとって動物は友達であり兄弟や姉妹でした
大型犬に馬乗りになり近所の池で泳ぐアヒルの家族を眺めた記憶は今も鮮やかです
動物の生命の時間は短くて、大好きだった動物との別れも数多く経験しました
子供の時は泣くだけの辛く寂しい別れ方でした
大人(おっかぁ)になり数多くの猫と暮らすようになってから
自分でも気づかないうちに別れ方が変わってきました
不慮の事故や病気で命を閉じた猫には
“生まれ変わって、おっかぁのもとに戻ってきてね。待ってるからね” と最後の別れをしました
「チョンちゃん・お玉ちゃん・どらちゃん・ちいちゃん・つんくん・ちび」は昔、飼っていて悲しい別れをした猫の名前です。
生まれ変わって、おっかぁのもとに戻ってきたのだと信じて同じ名前にしました
昨年、みぃしゃんを老衰でむすめ(ムーちゃん)を腎臓で亡くしました
(お散歩が好きなみぃしゃん)
(ノラ猫だったのに可愛い家猫になったムーちゃん)
今回の別れは“戻ってきて”ではなく
“おっかぁが行くまで待っててね”と別れました
生まれ変わって戻って来ても今度はおっかぁの寿命が猫を幸せにするには足りないからです
猫の医療の発達や室内飼育で寿命が延びて20年位は一緒に暮らせます
みぃしゃんは2歳位で我が家の家族になりそれから20年間、一緒に暮らしました
人間でいえば大往生でしょう
それでも“戻って来て”と言えないことでペットロスになってしまいました
今は大丈夫
現在の12ニャンズが天寿を全うするまでおっかぁも病気しないように頑張らなきゃね
暗く長い話、最後までお読みいただき有難うございました
今日はムーちゃんの命日でした