自分自身を作るもの

最近フランスづいています。といってもここ２・３日の話ですが。
高校生の時、初めて「セルジュ・ゲンズブール」の歌を聞いたとき、とてもショッキングでした。
この深い声、艶っぽい雰囲気、今まで聞いたことのない曲調。
体に電流が走るってこの事なのかとしみじみ。
ラジオで聞いていたので必死でメモをとり、次の日にはCDをゲットしていました。
そこからはフレンチポップスにどっぷりです。
そして、短大生の時、フランソワ・トリュフォーの映画を観たときも電気が！
何だこの映画！
それまでハリウッド映画にどっぷりつかっていた私にはとても新鮮で、
フランス映画以外は映画じゃないわっ！
ぐらいの勢いで見まくりました。
十代から二十代前半にかけては自分の価値観が形成されていく年頃。
とてつもない影響を受けました。
そこから広がった新しい世界の色彩の豊かな事。今のわたしの80％を作っていると言っても過言ではありません。
んまー、多少横道に逸れたり、大分マニアックな所にも行っちゃいましたが。なので「おしゃれ」路線からはがっつり外れちゃいました。
そう考えると出会っていく物で変わっていくので面白いですね。