Kumaです。

ピンクリボン運動はKuma的に4つの区分から構成されていると見ています。

(1)医療機関や国・地方公共団体
(2)民間企業(医療機器メーカーや普通の企業)
(3)対象者である女性
(4)乳がんに罹患した方

(1)ですが、各病院での乳腺外科の拡充や専門看護士の育成及び公共団体による啓蒙・宣伝稼動などが望まれているでしょう。今後も増加することが予想される乳がん患者への対応をより強化してもらいたいと思っています。

(2)これは企業の宣伝や還元事業の分野になると思いますが、「民活」はその経済効果や又、お役所仕事よりもより効果的な「広告」「宣伝」「啓蒙」活動につながりますので、各民間企業には頑張ってその予算を使ってもらいたいと願っています。Yahooの10月のピンクリボンのバーナーなどとってもよく出来ていると思いますし、毎年の東京タワーのピンク色のライトアップなど歳時記として定着しつつありますものね。
「民活」!頑張ってもらいたいです。ハイ。

(3)は、ピンクリボンのターゲットとなる女性全員です。
「私は大丈夫」「私とがんとは無縁」「めんどくさい」「検診は痛い・・・」など、、検診促進へのハードルは幾つもあります。
ピンクリボン活動を進展させることにより、このハードルが少しで下がり、日本女性の乳がん検診率の向上につながる事を心より願っています。
乳がんとは無縁と思っている方へ少しでも情報を伝え、検診の大切さを理解してもらうことが一番大切な事。アラフォー世代はもとより、若年層や壮年層にも!子が母へ「検診へ行った?」と日常の中で話題に上がることの大切さや、「母が娘に、毎月のセルフチェックは・・・・」と指導してあげることも。。。。。

(4)いろいろと問題なのがこの「乳がん患者」さんの感情です。
私自身は、何度もブログに書いていますが、
過去、街で見かけていたであろう「ピンクリボン」は目に入っているようで実はまったく理解していなかったのが現状です。
たまたま検診で発見されましたが、もし、、検診日に友人から強引に遊びに誘われたりしたらきっと検診をさぼっていたかも・・・・・・それほど、、乳がんには無関心な自分でした。
乳がん罹患後、ピンクリボンの意義の大切さを実感しました。
まさに後悔先に立たずです。
もし、1年前に検診を受けていたら・・・・・きっと、乳房を失わずに済んだ・・・と。告知後、何度も、、何度も、、思ったことです。

でも、患者さん毎にそれぞれ独自の感情を持つでしょう。
・・・ピンクリボンを見るのも嫌だ! って方もおいでのことだと思います。

私たち乳がん患者が出来ることはどんなことなのでしょうか?
さまざまなご意見を一概に集約することは難しい問題かもしれません。
最大公約数的な包括的な概念がピンクリボンだとするならば、何らかの答えが見つかるはずだと思ったりもしています。

ピンクリボンについて乳がん患者が出来る事を、今後の人生を通して考えて行きたいと思っています。

 女性ダイバーの皆さん! 海を楽しむ為にも「検診」や「セルフチェック」を!!