闘争本能

大人になって、
なんというか、
自身以外の人間に、諦めというか、
「まぁ、しょうがないか…」
と、怒りで疲労する事を無意識に回避。

それがいつの間にか、
「なにがなんでも」という
パワーを削ぎ落とす。

しかし、バスケットボールは、
その闘争本能をとりもどす。

思い返せば、
幼い頃から体の発達の速かった自分は、
ある程度の事が、ある程度の努力で、
全ていい感じになってしまったが為、
自分の限界を超える努力をすることが無かった。

バスケットしてからだな。
「自分は劣っている。けど負けたくない。勝てる方法を意地でも探す。」

限界を感じても、少しでも可能性があれば、
勝ちにいく。絶対に諦めない。そんなしぶとさを身につけたのは。

だから、
こういう今の自分の状況になり、
忙しくても、
バスケットの時間はつくるようになった。

闘争本が呼び覚まされる感覚。
自分の心と体の直結する感覚。

心はアツく、頭は冷静に。

そんな境地は、
なにもスポーツに限らなく大事。

そんな感覚を取り戻せるから、
バスケ大好き。

…

…

…

けどね。
この前の大会は、
あまりにも久しぶりに出場したので、
バランスが上手くとれず、
ひたすら闘争本能が発揮し、
ひとりギャーギャーわめいていた。

だめだね。
もっとお仕事頑張らなきゃいけないけど、
もっとバスケットを生活に取り込もうとも
思ったね。