トドのひとりごと。~the second~ -2ページ目

トドのひとりごと。~the second~

更新再開!のらりくらりとやってます。

あけましておめでとうございます!


年末のあいさつが出来なかったんですが、2012年このブログを見ていただいた皆さんありがとうございました。


最近はまったくの不定期更新でのらりくらりしてるこのブログですが、しばらく(2月あたりまで?)はこんな感じでいくつもりです。


今年は色々生活環境が大きく変動しそうな一年で、もしかしたら更新の方もかつてのようにたくさんは出来ないとは思いますが、出来る限り・気持ちが続く限り続けて行こうと思いますのでよろしくお願いします。なお毎年発表している私的年間ベストソングランキング・ベストアルバムランキングの方は、こちらもひと段落する2月に発表となると思います。


ということで今年も良い曲・良い作品・良いマンガ・良いアニメに出会えることを願いつつ、1年間マイペースに頑張っていきます。重ねてにはなりますが今年も当ブログをよろしくお願いします


トドのひとりごと。~the second~


<あらまし(公式サイトより)>


アリババはアラジン達に、かつての自分の話を始めた。スラム出身の自分が王子として王宮に引き取られた事。そしてカシムの裏切りによって王宮が襲われた過去…。それでもカシムを許し、人々を「霧の団」の力で救おうとするアリババ。そんな頑な姿を黄牙の村での記憶と重ねながら、アラジンはアリババに手を差し伸べる。「大丈夫だよ、僕も君と一緒に考えるから」。しかしアリババがその手を取ろうとした瞬間、カシムが現れるのだった。





<感想>


アリババの過去から今までの話の続きから。王の死の後漠然とダンジョンを目指す生活をする中でアラジンと出会ったアリババ、しかしダンジョンをクリアし新たな一歩を踏み出す前にけじめをつけるために帰ったバルバッドで、その無残なスラムの姿を目の当たりにしてしまいます王が亡くなって自分がいなくなって荒れる街に責任を感じつつ、そこでカシムと再び出会うわけで。単に国を荒らしてるだけでなく本当に悪いのは国の方で、国に殺される前に自分たちの力で戦うしかない・もうこれしかやり方が分からないと言ってカシムが組織していた霧の団。話しててやっぱり家族で友達であると感じ、またバルバッドへの責任感もあってアリババは霧の団のリーダーとして入団することになったようです。


それに対し、黄牙での出来事を思い返しながら怒りにまかせて戦うと悲しいことが起こると忠告するアラジン。誰かがやらないと仕方ない・これしかやり方が見つからないし自分でもどうしていいかわからないと取り乱すアリババに対し、杖の一撃で落ち着かせるところはシリアスな場面ながら噴き出しました(笑)一緒に考えるからどうすればいいか考えようという言葉とその考えにアリババは応じようとしますが、そのもとにカシムたちがホテルごとのっとる形で乗り込んできます。


屋上に上がる一行のもとにシンドバッドたちが登場。マスルールもモルジアナに負けず劣らず、いやそれ以上の力を持ってるところを見せつけています。一方のシンドバッドはアリババと対決を吹っかけます。追いつめられたアリババ、自分とスラムの皆とは違いなどないといってアモンを出して果敢に挑もうとしますが、そこは七つのダンジョン攻略者であるシンドバッドの前にはなすすべなく一撃で倒れてしまいます


勝てないケンカに周りを巻き込んだカシムにキツイ言葉を言いつつ、しかしここでそれでもお前たちが戦うなら自分を仲間にしろと言い放ったシンドバッドが意外すぎというか「えっ」という感じでした。確かに国の実情は酷いけどまさかそんな手に出るとは…アラジンはこの展開を予測してたのかな?視聴者同様ジャーファルも混乱してるようで、部下で正論を言ってるのになんか悪者になってるのが何か笑えたというかかわいそうな気も。しかしカシムにシンドバッドを侮辱されると我を忘れて殺意を向けてる姿にはビックリ。なんか普段は物腰柔らかくて半分シンドバッドをバカにしつつ、実は怖い一面というか並々ならぬ思いを持ってるんだなとこの時感じました。


シンドバッドにはバカ王に必死で戦うのに対して味方したくなったという理由のほかに、世界の異変(戦争が頻発して差別や貧困が拡大して混乱に満ちているという実情)をシンドリア王として憂いているからまずはバルバッドの内乱を収めたいという理由もあるようです。結局ジャーファルの殺意むき出しのシーンもあってアリババたちは渋々入団を認めることになります。そしてシンドバッドはアリババに自分とともに身分を明かした上でアブマドと直接対談することを提案。自分には重い責任があると感じてるアリババも時が来たと感じ決心します。しかし王宮に国民が大量に押しかけて見守る中、王宮にて語った言葉はアブマドには届かず…アリババはふざけるなといって取り乱します。さらにはその王宮に向かってジュダルが黒いルフを出しながら王宮へと直進。アラジンの予感の通り、何か嫌なことが次の回で起こりそうな予感です。


ということで結構シリアスな展開になってきましたがバルバッドのお話はまだまだ続きそう。原作をまったく読んでない中で見てますが結構、というかかなり面白いし見ごたえあると個人的には思ってるので見続けて行きます。





トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ(公式より)>


迷宮アモンを攻略した時に「一緒に世界を見に行こう」と約束を交わしたアラジンとアリババ。しかしアラジンの期待をよそに「霧の団」のトップとして再会したアリババは、まるで人が変わったかのようにアラジンを冷たく突き離す。その様子を見かねたモルジアナはある行動に出ようとしていた。一方シンドリア・バルバッド間の貿易再開の為に「霧の団」を退治しようとしているシンドバッド達は、バルバッドの経済状況を混乱に陥れている原因は煌帝国が発行する「煌紙幣」の介入であることを突き止める。





<あらまし・感想>


まさかの再会となったアラジンとアリババ。会いたかったという気持ちを打ち明けるアラジンですが、約束は守れなくなったといって倉庫へと向かうアリババ、アラジンはショックで立ち尽くしてしまいます。


どんどん大きくなっていく集団に戸惑い、カムイの言葉もありスラムの子供たちの姿を見てしぶしぶトップとしてあろうとする、そんなアリババの前に現れたのはモルジアナ(天井に張り付いてる感じはホラーです…)。盗賊にいる理由を聞きだそうとするけどアリババが言葉を濁したもんで、モルジアナはアリババをむりやり空中散歩?にてアラジンのもとへ連れ出して行きます


気落ちして無理やりウーゴ君の笛を前に空元気で語りかけるアラジンのもとに、窓の空からアリババが降ってきます(笑)そして3人が久々に揃うけどぎこちないです。モルジアナは激怒してるし。しかし半年にあった出来事を語り合ううちにだんだん以前の感じへと戻っていきます。そしてアラジンは霧の団にアリババがいる理由を聞き、アリババは昔の話をし始めます。


友人であり霧の団の真のリーダー・カシム。子供の頃スラム街で互いにけんかしつつも二人はうまがあっていて、ある日カシムの父親が消えたことを機にアリババの母はカシムと妹を引き受け、アリババとカシムは家族になりますにぎやかで楽しい日もつかの間、母親が死んでしまいその後カシムは次第にアリババたちとの生活を守るために盗みをするようになっていきます。アリババが戸惑いを見せる中、ある日バルバッドの国王がスラムにやってきてアリババに自分の息子だといって王宮で暮らすよう伝えます。なんでもアリババの母親が昔王宮に使える人で、国王との間に生まれたのがアリババだとのこと。でもそれを知ったカシムはアリババを生まれながらに違う人間だと言い、どこへでもいけといって突き放してしまい、結果引きとめてくれると思ってたアリババはショックを受けて、お互いそのままケンカ違いのまま別れてしまいます


王子としての訓練や生活を経て3年の月日が経ったある日、スラムを見たくなりアリババは王宮をこっそり抜け出します。そこで遭遇したのは綺麗に整備されたスラムとかつての友人・カシム。飲んでるうちに昔に戻った二人、しかしその時アリババは自分がどうやって抜けてきたのかベラベラしゃべってしまいます。で、そのアリババの抜け道ルートを使って王宮は燃え尽くされて金品が奪われるという顚末に。直前に王を任せたいと言われていたこともあり(なんで王が黒塗りだったんだ…)、自分の言動のせいでこういう事件に発展したことへの責任、そして友人であるカシムに裏切られたことへのショックがアリババ的にはすごかったんだろうな…とも思ったり。今回はアリババの壮絶たる過去がメインの回でしたが、そこからどうしてカシムたちとつるむことになったのかが気になるところ。そして霧の団の今後はどうなっていくのか・シンドバッドたちはどうしていくのかも注目です。




トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ(公式より)>


アリババとの再会に期待を寄せているアラジンとモルジアナの目の前に、突然盗賊に身ぐるみ剥がされたという裸の男が現れる。シンと名乗るその男と共についにバルバッドに到着したアラジン達。バルバッド王国は古来より貿易の中心地として栄えていたが、先王が亡くなってからは内乱が続き、交易が止まるなど、国が乱れているという。その騒乱の中心にいるのは「霧の団」という義賊だというが…





<あらまし・感想>


話の舞台はバルバッドへと移っていきます。冒頭で初登場のナンド兄弟二日酔いのシンドバッドから身ぐるみを剥いで葉っぱ一枚にしてしまうわけですが、大事な金属器もろとも奪われるとは…しかもその葉っぱ一枚にてアラジン・モルジアナと遭遇するシーンには笑えました。まさかこんな無防備な人がシンドリアの王子で、しかも七つのダンジョンを攻略して七人のジンの主だとは誰も思わないです(笑)


巨大な港町バルバッドへとやってきた一行(さりげにシンドバッドふんどし一丁のままだけど…)。にぎやかなもののスラム街もあったりで国が乱れているようです。ホテルで部下のジャーファルとマスルールと合流してようやく服を着たシンドバッドですが、ジャーファルの的確で妙なツッコミが面白いです。部下なのに何か面倒みてる側みたいな感じがするし。一方の無口なマスルールはモルジアナと同じファナリスの出身とのこと(かなり強そう…)。


シンドリア王国との船舶貿易が中断している要因である盗賊団・霧の団。その霧の団の新しいトップの名前が怪傑アリババと聞いて動揺するアラジンたちですが、あくまでもこの時点では別の人だと信じようとします。ルフの生み出すエネルギー・マゴイを無限に使う事ができるマギであるアラジン、そんなアラジンに盗賊を捕まえる手助けをしてほしいとシンドバッドは言います。どっちみち南へ出る船のためには霧の団を倒すしかないしアリババを探す名目もあって二人は協力することにモルジアナが自分も戦えるといって足をズンとするシーンとそれに対してビックリするシンドバッドの掛け合いも面白かったです。


自分には何が正しいかわからないけど、自分の友達に会うために盗賊を捕まえる覚悟をするアラジン。二手に分かれて片方のシンドバッドたちの方は、最終的に命は取るなと言って盗賊たちを行かせてしまうシンドバッドの姿勢がちょっと意味深国を治めてるアブマドたちにも不信感をあらわにしており、シンドリアの王ながらバルバッドという国も憂いてる感じがします。てか個人的にはアブマドの声が宮田さんなのにビックリ。


一方のアラジンサイドでも見張りたちが幻覚に惑わされて霧の団が侵攻特殊な暗殺術を使うジャーファルは月夜に照らされて昼間の姿とは一線を画した雰囲気を出してます。が、カシムたちの力により抑えつけられるモルジアナとジャーファル。アラジンはウーゴ君を発動して一行を通らせないようにします。しかしそこで姿を曝け出したのはなんとアリババ悪い予感はあったけどまさか…とアラジンともども見てる側としてもビックリでした。ここで今回は終わってるけど、アラジンたちと離れ離れになった間に何があったのかがすごく気になります。アラジン的には今までずっと待ち焦がれていた再会がこんな形になったのがすごくショックというか複雑だろうな…とも思ったり。





トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ(公式より)>


アリババによって奴隷の身分から解放された戦闘民族ファナリスの少女・モルジアナは、恩人・ゴルタスの言葉を胸に、故郷カタルゴへ帰る事を決意する。それから半年。カタゴへ唯一向かう船が出ているバルバッドを目指すため、モルジアナはライラとサアサの所属するキャラバンに入って旅をしていた。しかし、バルバッドへの一本道には奴隷商人と結託している盗賊団が住みついており…





<あらまし・感想>


今回はモルジアナがメインのお話。ライラたちのキャラバンに来て半年、元の出身もあって低姿勢すぎるモルジアナですが、そんな彼女を気遣い同じキャラバンの仲間として接するライラとサアサ。モルジアナ自身、互いに助け合いながら生きて行くこの関係を良いと感じずっといれるならいたい…と思う一方で、故郷へ帰るという強い想いも同時に持っている感じかな。


しかしバルバッドへの一本道に盗賊団が住み着いているということで通れない状況になってしまいます。そこでその盗賊団を倒せば通れるようになれる、というモルジアナらしい?判断により単身そのアジトへと乗り込んで行きますオカマっぽさ全開ながら冷酷なる奴隷商人・ファティマーと盗賊団が待ち受けるアジト、盗賊の一団は瞬く間に粉砕することに成功します。オープニングの映像で虎を蹴り飛ばして倒してるだけに人間相手はもはやお手の物?ってことでしょうか(汗)ところがファティマーの持つ砂漠カラスの毒爪にやられて倒れてしまい捕えられてしまうことに。


そこで同じく捕えられた一人の少女・ナージャと出会います。この後奴隷にされて一生働くことになると聞かされ涙するナージャに対し、自分が絶対何とかしてみせると宣言するモルジアナ。しかしファティマーは、熱を出したナージャを「使えない」「薬代がもったいない」という安易かつ残酷なる理由で、モルジアナの目の前で砂漠ハイエナのエサにしようとします助けるって約束したのに助けれないのか…と絶望しかけるモルジアナですが、そこで聞こえてくるゴルタスの言葉君の力はそんなものか・鎖はもう取れていて自由であって本当にしばってるのは過去の恐怖でそれは勇気で簡単に断ち切れる…という言葉を聞き、モルジアナは吹っ切れます。ただ思いっきり高く飛んで足かせを粉砕→ハイエナをもろともおびえさせる→猛毒を持つトラが登場するけどいとも簡単に粉砕、という流れのシーンはホント凄まじかったというか、人間の力を超越しまくっててビビりました…何はともあれこうしてモルジアナは、以前よりは自らの過去の奴隷の恐怖をいくばくかは断ち切ることができたようです。てかカギを奪って解放した奴隷たちの中になぜアラジンがいるんだ(苦笑)最終的にはウーゴ君の発動?で盗賊団もろとも壊滅させてるけど。ホント色んな意味で天然で不思議な少年です。


ライラたちと別れ、アリババを探すためにバルバッドを目指すアラジンとともにモルジアナは旅することになって今回は終了。てかもっさんというあだ名の付け方はどうかと思うけど(笑)ともかくこれで2人は揃ったということで、今後アリババがどのタイミングで旅をすることになるのか気になるところ。次回は色々噂の?シンドバッドが登場ということで楽しみです。



トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ>


煌帝国の将軍・白瑛はアラジンが信じた通り、黄牙帝国を戦争ではなく、平和的な解決で傘下に加えようと尽力していた。しかしそれを良しとせず、戦争を望む部下・呂斎の奸計にはまってしまう。一方それを知らない黄牙の人々は、ババ様を討たれた事に憤慨し剣を取ろうとする。命を賭して一族としての誇りを守るのか、それとも命を取るべきなのか。この一触即発の事態にアラジンは…





<感想>


黄牙帝国のお話の後編武力による支配はさらなる復讐を生むという想いのもと、白瑛は村へと青舜を引き連れて向かいます。しかしババ様の一件もあり黄牙の人々は我慢の限界だといって戦うべきだという意見が大半を占め、戦いの方向へと気持ちは舵を切っていきます白瑛が身をもって交渉の席を求めるもののさらに攻撃を加えようとする一行の前に、なんとここでババ様が登場。皆を鎮めると同時に帝国に下ることを宣言します。それは家族を守るため・村人の命を守るためであって、この命がけの行動の前に一行も誇り高い心を持って下ることを決断します。ただアラジンの力もあいまって何とか最後の力を振り絞ってたということもあり、その直後ババ様は皆に見守られる中息を引き取ってしまいます。皆が涙する中魂が帰る寸前のババ様と語るアラジン。ルフに愛され力を借りることができるアラジンは「マギ」であり、だから一人では無いと言い残して消えてしまうシーン、アラジンもそうですが見てる側としても最後まで家族を想って旅立っていったババ様に感動というかなんか切なくなりました…


無事に武力を使わず傘下に収めることができた白瑛たちですが、そのもとに呂斎が軍勢を引き連れて現れます。やはりというか、戦争を好み白瑛をおとしいれて戦争を起こすつもりだったんですね。それに対し迷宮攻略者ということもあり、パイモンを繰り出して一気にかたをつけようとする白瑛と青舜ですが敵の数が多すぎて窮地に立たされることに。しかし呂斎の考えがかなり汚く出る中で登場したアラジンとウーゴ君があっという間に瞬殺するシーンはホント見てて気持ちよかったです(笑)ここでアラジンがパイモンを具現化させてるけど、アモンの時同様ウーゴくんは必死にジェスチャーしながらしゃべってます(めっちゃ照れて真っ赤になってるところが面白い)。てかマギって一人じゃないんですね。白瑛は煌帝国の中の王の器にふさわしいとパイモンに判断され、パイモンは迷宮攻略後彼女に仕えているということらしいです。てことは何人かマギがいてそれによって選ばれた人も何人かいるってことかな?そうなると最終的には何かで決めるのかという気もするけど。


黄牙帝国での一件で自分の事が少しずつ分かってきたアラジン。想いのままに旅をするときっと生まれた意味が分かるというウーゴくんの言葉を思い出しながら、アラジンは旅をするのと同時に余計にアリババに会いたいという気持ちが強くなっています。そしてキャラバンに乗せてもらう形で黄牙帝国を後にして今回の話は終了。次回はモルジアナメインの話になりそうですね。てかアリババは何をしてるんだろ?





トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ>


迷宮アモンを攻略し念願のお金持ちになったアリババ。財宝を使ってモルジアナ達奴隷を解放するも、喜びを分かち合える友・アラジンの姿はなかった…

そして舞台は草原の国・黄牙帝国へと移る。かつては巨大な帝国を築いていた黄牙一族も、いまは奴隷狩りや煌帝国の脅威に晒されながら暮らしている。それでもババ様を中心に、仲間を想い合いたくましく生きている黄牙の人々と触れ合い、アラジンは何かを感じ取る。





<感想>


すっかり大金持ちになったアリババですがアラジンがいなくてやっぱり物足りない様子。媚びまくってるブーデルが面白すぎる(笑)やるべきことをやりながらアラジンを探していつか一緒に冒険をしようとアリババは考えます。一方のモルジアナ故郷に帰る旅へと出る様子。


ここからアラジンの黄牙帝国でのお話が始まります。草原の国・黄牙帝国の長・ババ様との話の中で、ルフが魂の故郷で、生きとし生けるものの魂はすべてそこに収束するという事実や、マギとは何なのかということが一部明らかになります。前話で自分の正体に気付き自分が何者なのか…と戸惑いの気持ちを持っていたアラジンですが、今はこうして一緒に暮らす自分たちの家族である・友達がいるならアラジンはその友達という存在であると優しく語るババ様の言葉に救われてる感じ。家族という存在が今までいないとウーゴくんに言われていただけに家族というものに憧れていて、そんな中で一緒に暮せば一心同体であるとババ様から言われて嬉しかったんだろうな…とも思ったり。数日の間で瞬く間にアラジンは一族になじんだ存在へとなっていきます。でもいきなりウーゴくんを出して周囲を驚かせたり、牛の乳を欲説飲んだりと相変わらずの天然っぽい部分も出てます。


そんな黄牙帝国の前に外交目的で現れる煌帝国の姫君・白瑛とその部下の青舜と呂斎(てか白瑛は水樹さんの声だったんだ…)。世界統一のため傘下に入るよう請う一行ですが、皆をまとめていかないとという強い使命感を持ちつつ穏便に正しい力で世界をまとめていきたいと想う白瑛に対し、武力でねじ伏せるべきだと強硬派である呂斎との間にはやや溝がある様子。そんな白瑛のもとに一人空を飛んできてやってくるアラジン侵略を止めて欲しい・自分に家族を教えてくれた人たちを殺さないで欲しいとお願いをします。もちろん白瑛自体はそんな気は毛頭なく、殺しなどはしないし正しい力で世界をまとめていきたいという彼女の迷いのないルフをアラジンは信用します。


しかしやはりというか、呂斎の陰謀でトーヤたち村の女性が連れ去られる事態に。でもここはドルジたちの力により、またババ様の「一人でも殺せば戦争になる」というババさまの言葉を守る形でトーヤたちを助け出すことに成功します。そんなドルジたちの前で自分たちが守るべきは自分たちの命であり何があっても戦争はしてはいけないと語り帝国に下ることを伝えるババ様。皆のことを想いこの先も家族のようなこの一族を守っていきたい…という気持ちを持つババ様ですが、トイレのため離れたところを後ろから矢で撃ち抜かれて倒れてしまうという展開に。ここで今回は終わってるけど切ないここから戦うことになるのかな…と思うとかなり悲しいですね。


次回も黄牙帝国での話が続くようで、アラジン・白瑛それぞれどう対応するのか気になるところ。なかなか見ごたえあるシーンとほっこりするシーンとが合わさった回で今回も面白かったです。




トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ>


いずれ全てを失うことが自明だとしても――

遅ればせながらクラスメイトによる歓迎会が開かれる。馴染んでもらおうと腐心する面々の思惑とは裏腹に、大神は受け取ったものを桜の目の前で燃え散らそうとする。「コード:ブレイカー」は存在しない者、何も残さないかわりに決して忘れない。彼の考えを多少なりとも理解し始めている桜がいた。そんな彼らのいる学校を闇にまぎれて急襲する影の群れ。校舎に入らせまいと応戦に出る大神だったが、その身体に異変が起きる!?





<感想>


冒頭の刻と総理のシーン。コードブレイカーの負担を減らせればいいし刻のことを想ってる素振りを見せる総理ですが、やっぱりというか上っ面だけなのかなとも思ったり。内心色々考えてそう。それに対し親でもなければ子でもない、だけど寧々音のために自分は犬になって悪を裁く決意を突き付けてその場を去る刻も複雑な気持ちを持ってそうです。


そしてここでがバイクで颯爽と初登場。予想通りというか原作より早めの登場になりました。斎賀さんが声担当してるけど声質と風格はピッタリといった感じかな。でもやっぱり平家が一番ハマってるような気がしますが(笑)

桜を外して二人で話をする大神と泪。エデンから桜の護衛をするよう頼まれるわけですが、大神はあまり乗り気じゃないものの泪のムリヤリならぬアドバイスもあって従うことに。そしてロストに気をつけろといって立ち去ります。


大神の歓迎会をクラスがドッキリにて企画するシーン。大神は自分の正体がばれたのでは…と思って分かるまでは警戒してるけど、自分のためにここまでしてくれたことに戸惑いながらも若干まんざらでもない感じに思ってるっぽいです。物は残るから嫌いだけど決して忘れないと語る大神の表情がちょっと寂しげなのが印象的。


そして人見が動き出し、殺したエデンのエージェントを自分の異能で操って一気に学校に襲いさせます神田もエージェントの姿を見せて助太刀しますが完全に大神は力がロスト寸前。しかしクラスにまだ残ってるクラスメイトたちのもとに行こうとする一行に対し、どうにかして食い止めようと力を振り絞ります。やっぱり自分のためにしてくれて悪くは思ってなかったというか、ちゃんと人の心はあるところが見え隠れしてます。結局大神のロスト寸前なのを見抜いていた平家と、平家に呼ばれた遊騎の力によってどうにか撃退することに成功しますが、大神はロストしてしまいます。ちなみに平家の光の攻撃がアニメ初登場だったけど、光系なだけにアニメでは映えるなあ…と思ったり。刻も路地裏でロストになってるし人見との戦いを前にしてちょっと不安だなといった感じかな。


ということで1クールの半分過ぎた本作、キャラの初登場が早かったりストーリーでオリジナルな部分があったりで、原作に比べるとだいぶオリジナルな展開を多めに打ち出し始めている感じで、これからどう進めて行くのか・どこまで描いて終わらせるのかが一番気になるところ。とりあえずところどころ少し不満はあるけど、オリジナル多めな中でも原作の持つ雰囲気やらイメージをそれなりには描けてるかなという印象ですね。

急に寒くなってきていよいよ冬だなと思う今日この頃です。さてさて、個人的に最近忙しさに拍車がかかってきており、更新がやったりやらなかったり間が空いたり空かなかったりと不安定になってきてます。そして今後しばらくの間忙しさが続く…ということで、今後の更新についてですが以下のとおりとします。


[今後の更新予定](2,3日おきの更新になると思います。)

・CDレビュー・コミックレビュー → 当面の間休止します。

・アニメレビュー → 今やっている2作品は最終話まで各話レビュー、総評していきます。

・こむちゃ&VOCALOIDランキングレビュー → 1,2週に1回のペースで更新していきます。

・日記 → 不定期にやるかも…


[期間]

2012年11月15日から2013年2月上旬あたりまで(今のところの予定。もしかしたら延長するかもしれません)


なお毎年発表してる私的年間ランキングですが、こちらも2013年2月ごろの発表になると思います。あくまでも基本的なほわっとした予定なので、時々気まぐれにCDレビュー・コミックレビューもやるかもしれません。


いつも見ていただいてる方には大変申し訳ありません。変則的ながら更新自体は続けて行きますのでこれからも当ブログをよろしくお願いします。





トドのひとりごと。~the second~


<あらすじ>


悪の根源が弱さなら、正義の核心は非情なのか――閑静な邸宅街で一際威容を見せつける豪邸に、真正面から突入するふたりの「コード:ブレイカー」。そこは政府の異能研究機関であった。繰り広げられる異能と異能の攻防を目の当たりにする桜。だが、激闘の果てに見た真実はあまりにも凄惨で、底知れぬ思惑が蠢くものだった。そしてこの事件に幕を引いた男は、大神でも刻でもなく…





<感想>


異能の研究機関にもぐりこむ一行。政府の機関の責任者でありながら臓器売買を裏でやっていた国会議員の田畑、オネエ二人組との対決になりますが、実は背中に背負ってる子供たちの異能の力を使って戦うという設定はオリジナルの展開なんですね。それもあって今回は桜の気持ちの迷いというものが原作のストーリー以上に鮮明に打ち出した格好になっています異能をムリヤリ使われ死にかけの子供たちが、最後にあいつらを殺して欲しいと切に願い、そしてオネエ二人組が殺されるのを見てありがとうと言って力尽きる…それを見て桜にとっては本物の悪とは何なのか迷いが出始めてます。


娘に適合する臓器を手に入れようとしてこのような所業を犯した田畑。しかしいくら娘のためとはいえ、そのために自分の地位を利用して他の子供の命を殺すというのも自分勝手極まりないわけであって。どうせ後々国家の犬になる人間を殺して何が悪い・娘の為に何が悪いという田畑に対し、燃え散らそうとする大神に割り込んで田畑を殴りハグをする桜が大胆ながら思わず出た行動なんだなとも思ったり。かなり感情的になっていて、生きているのに殺して良いわけがないと怒る一方でそれでもこんな奴でも殺してはいけないと大神に問いかけます。それに対し、その言葉を聞いてその通りだと思いつつも田畑は最後に娘の前でわざと自分がアクマジンを演じて大神に殺されるシーンが切ないというか悲しいというか…この一連の出来事で、桜にとっては本当の悪というものが何なのか・大神達のやってることは正義なのか悪なのかなどなど、強がってはいるけど色々直面して心がグラついてますね。田畑を燃え散らす直前に見せた大神の少し動揺した顔も印象的でした。


ということで原作にもあった火のタマンのお話でしたが、こうやってアニメで見るとかなり迫力があって見ごたえあったし面白かったです。ここまで5話の中では一番クオリティが高かったし息をのむようなシリアスなシーンが多かったですね。刻と人見がちょっとだけ話をかわしたりと着実に対人見戦へと突き進む展開になってそうだけど果たして…