10月24日、病理検査の結果を聞く日。
今日が本当の運命の日になると思い、若干緊張して病院に向かいました。

ステージIIかIIIaであるとは聞いているけど、できればIIでありますように。
また、開いてみたらIIIa以上だったなんてことがありませんように。

リンパ節に転移のあるIIIa以上であれば、化学療法(抗がん剤治療)になる可能性が高いことも事前知識で得ていたので、この境目は大きいと思っていました。

主治医からの言葉は下記の通りでした。

•他臓器への転移はやはりなかった
•リンパ節への転移は「一個」見られた
•ステージはIIIa
•今後は、再発を防ぐための化学療法をお勧めするが、決めるのはご本人次第
•化学療法をしなかった場合、5年以内の再発率は30%
•化学療法をすると、この確率を15%まで下げられる

抗がん剤。
この言葉が、私たち家族の人生に介入する日がついに来てしまいました。

まずは、するか、しないか。
するなら、どの治療法にするか。

抗がん剤についてあまり知識がなく、調べる手段もない母は「今がこんなに元気だから、できればやりたくない」と言います。

命のかかった大きな決断を迫られ、私ひとりでは抱えきれないと感じました。


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