わが家の、

南天が赤い実を

沢山つけています。


とどの不定期blog・第2章-SBSH0956.JPG


南天は庭木として植えられることが多く、音が「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いなどという俗信があるそうです。福寿草とセットで、「災い転じて福となす」ともいわれるのだそうです。

葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用があります。しかし、葉には猛毒のシアン化水素が含まれていますが、含有量がわずかであるために危険性は殆どなく、逆に食品の防腐に役立つといいます。このため、彩りも兼ねて弁当などに入れるのはそのためのようです。ただこれは薬用でなく、食あたりの「難を転ずる」というまじないの意味との説もあるようです。


なんてんの

あかひ実をながめつつ

かしら転ずれば

あかひ夕暮れ