こんばんは。
突然ですが、
昨日、鹿児島県の種子島宇宙センターからHⅡBロケットが、
物資補給機「こうのとり」4号機を搭載して宇宙に旅立ちましたね。
新聞、ニュースなどでご覧になった方も多いはず。
今回の「こうのとり」4号機には、
ロボット飛行士「キロボ」や高解像度4Kカメラ、凍結乾燥したマウスの精子、
ベトナム国家衛星センターなどが開発した超小型衛星「ピコドラゴン」
などが搭載されています。
私がこの中で興味を持ったのは、高解像度4Kカメラ。
地球上では、大気中の水蒸気による光のゆらぎや、
さまざまな塵などによって、
どうしても星の見え方は宇宙空間に比べると落ちてしまいます。
その点で、国際宇宙ステーションは宇宙にあることで、
そのデメリットが解消されます。
それを利用して開発されたのが
ハッブル宇宙望遠鏡であり、
2018年に打ち上げが予定されている
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡です。
折しも11月29日には、アイソン彗星が太陽に最も近づきますが、
太陽に一度しか近づかないと言われており、この機会を逃すと一生見ることができません。
この彗星は、その尾の明るさが月の半分程度になる可能性があるそうで、
肉眼でも十分に観察できる可能性があります。
きっとこの頃には、宇宙飛行士の若田光一さんが、
4Kカメラに、その神秘的な姿を納めてくれるに違いないでしょう。
ありがとうございます。