久々の桐野夏生の作品。

頭おかしい人がたくさん出てきて、その描写がえぐい。

安定のグロテスクさです。

 

桐野夏生の作品は人間のこういったグロテスクさを描写することがテーマになっていると思いますが、それを描写することで何を言わんとしているのか、がいまだつかめない。

グロテスクさを描けばいい、というだけでない奥深さを感じることはできるのだが、私のちからではそれを言語化することができない。