上田岳弘の作品は3冊目。

この太陽という作品がデビュー作のよう。

デビュー作だけあって、上田岳弘の作品にしてはわかりやすく、読みやすい。

上田岳弘的ななんと見えない人類全体を見渡すような万能感、未来感は2作品目の惑星のほうに強く感じる。

なんというか、スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」のラストシーンのような人類、あるいは地球の未来、特に週末的な未来を俯瞰しているかのような感覚。