yahooこらむとかで紹介されてて気になった本。

以前からレヴィ=ストロースの構造主義とかかじりたいなーと思ってたので丁度良いかと。。

 

まー、読んでみてもレヴィ=ストロースはよくわからなかったですね。

構造主義とか、そんな気軽にかじれるものではないのかなー。

ただ、「冷たい社会」と「熱い社会」という概念の話はおもしろかったです。

 

ー「冷たい社会」は、自分をはじめの状態に保とうとする傾向を持つため、歴史も進歩も無いように見えます。それに対して「熱い社会」は、蒸気機関を利用する社会というだけでなく、その社会構造からして蒸気機関に似ています。蒸気機関が熱い部分と冷たい部分の差からのエネルギーを生み出すのと同様に、「熱い社会」は、社会階級の間に生じた潜在的なエネルギーの差を利用します。「熱い社会」は、時間を累積的連続として捉え、過去と現在を単一線上において、進歩の線路をひた走るのです。

 

ふんふん、なるほど、と。

西欧文明は「熱い社会」ですよね。

地球を焼き尽くして、他の星も焼に行くんでしょうね。


現在の人類学ということで、もう1人、ティム・インゴルドという人類学者が紹介されていて、なかなか興味深かったです。

近代西洋の二元論的な思考法に違和感を抱き‥的な「西洋文明見直し系」の人のようです。

こうゆう考えの人、珍しくなくなってきましたよね。