画像↓はネットからの引用
中学生だったころ、セリエAで無類の強さを誇ったACミラン。(当時ではそれは=世界最強)
大人になるにつれて、中学生の私が憧れてやまなかったACミランを作った会長ベルルスコーニの金がとんでもなく“汚い金”であることが分かってきてしまう。
本書では、ベルルスコーニがいかに汚いクズであるかその歴史を解説する。
イタリアという国は歴史ある偉大な国であるが故に、いろいろな歪みが凝り固まって内包されているのだ。
ある意味、ベルルスコーニとはそういった歪んだイタリアという国の象徴のような存在とも言える。
そして筆者はそれが今の日本の政治の現場と共通するところが多い事を指摘する。
さらに、
イタリア政治を通して、日本政治を批判するのだ、と本書執筆の目的を解説している。
反社や宗教団体、特定の企業、富裕層のための政治、そっくりだ。
ベルルスコーニを首相にしてしまうイタリアを笑うことは我々にはできないのだ。
個人的に、それでもミランファンをやめられそうにない自分が嫌いです。