5月7日オンエアの「スーパーニュースアンカー」(関西テレビ)のロケ仕事で大阪んい行ってきた。
 そのついでというか、京福電鉄西院電停のところにある踏切が鐘を用いている、という情報を得て、聴きに行ってきた。

都電ひとつばなし

 踏切はチンチン派とカンカン派の2大派閥が大多数を占めているが、なかには不思議な音色を奏でるものもある。
 都電の踏切は、標準的な電子音なのだが、こうした古い音色は京都の街にはよく似あう。

 都電沿線は下町らしいとおよく形容される。
 厳密には、都電沿線は下町ではないけれど、今でも商店街などが数多く残り、小さな路地には猫が根袖っていたり、街角でおばあちゃんが日向ぼっこしていたり、道路で子供たちがケンケンペやサッカーボールを蹴っ飛ばしていたりする。

 そんな光景が似合うのは東京広しといえども、都電荒川線沿線ぐらいだ。

 LEDなど、最近技術を盛り込むのも悪くはない。
 でも、古き良き時代の踏切を都電に導入するのもいいのではないだろうか?
 
 一時期、都電にはレトロさを売りにしていた時期があった。
 9000形はそのレトロを売りにしていた時期に新造された車両だ。

 車両や電停だけではなく、踏切にも昭和レトロを…。