テレビ東京系列の番組「空から日本を見てみよう」では、毎回、鉄道の路線に沿って、上空から街を眺めるという一風変わった番組。

 この番組を、毎回興味深く見ているのだが、2月11日は都電荒川線編ということで、番組を開始からきちんと見た。


 都電沿線は、あまり高層ビルが多くなく、空から見るとシンボリックな建物がない。

 なにより、都電を上空から眺められる建物も多くない。


 JRの大塚駅や京成電鉄の町屋駅などで都電が駅下を走っているので眺められるが、まさに上空から都電を眺められるスポットといえば、王子駅前電停から徒歩3分ほどの場所にある「北とぴあ」がベスト都電ビューだろう。


都電ひとつばなし-上空から都電


 北とぴあには、無料の展望台が設置されていて、休憩スペースにもなっている。

 あまりメジャーではないので、人がたくさんいることはないが、暖かな日にはチビっこを連れてきているママもいる。


 飛鳥山と比べるとマイナーなスポットだが、そのぶん、マニアも見かけることがないので落ち着いて都電鑑賞ができることがメリット。


 いつも乗車している都電荒川線を、空から眺めてみると、また新しい発見がある。

 もうすぐ春休み、桜の季節もいいけれど、桜の季節を外した方がゆっくり都電を散歩できるので、ぜひどうぞ~。