先日、松山に行ってきた。
目的は伊予鉄ではないのだが、時間もあり坊っちゃん列車もいろんな場所で撮影してきた。
伊予鉄は市街を網の目のように走る路面電車と、郊外に走る鉄道路線とがある。
路線図をもらって改めて眺めてみると、伊予鉄の路線の総延長は案外短い。
廃止された路線、そして延伸構想もあるようだが、松山空港とか松山観光港、坊っちゃんスタジアムなどへの延伸することにかかる費用もあるだろうが、需要のある路線なだけに今後、伊予鉄と松山市民(および周辺の市町村)がどのような関係を保てるかが重要になる
。
ちなみに、路面電車が走る都市は観光地が点在している歴史のある街が多い。
その中でも、伊予鉄は特に観光客利用が多いと思わせた。
市内の観光地として知られる道後温泉には、多数の観光客が坊っちゃん列車に乗って向い、記念撮影もしていた。
市駅でも、坊っちゃん列車を待つ列ができていた。
また、市民からも市駅が利用されていることが伝わったし、坊っちゃん列車は観光客だけじゃなくて市民にも親しまれていることが伺えた。
坊っちゃん列車のような、観光に特化した特別車両を持つ路面電車事業者はそれほど多くない。
都電でも、9001形が昭和レトロを思わせる車体になっているが、観光客を呼び込むまでにはなっていない。
都電にも、観光車両がほしい!
車内で荒川名物のもんじゃでも焼きながら飛鳥山の桜を愛でる--
そんなことができたら、都電も楽しくなるんだけどなぁ~