月刊誌の仕事で、鉄道アイドルの木村裕子 さんを取材。

 テツ部屋と化しているご自宅は、まさに鉄道の宝箱のような感じ。そこに妙齢の女性(しかもアイドル)が暮らしていると思うと、違和感があるというか……。 男子だったら自室をこのように改造してしまうオタクは山ほどいるが、アイドルでここまで徹底的に鉄道LOVEを表明するとは……。時代は変わりつつある。




木村裕子

 お土産というか撮影用というべきか、都電もなかを持参したので木村さんに贈呈。

 木村さんは名古屋出身ということもあって、都電もなかは初めて食べるということで大変喜んでいただけたようだ。


 都電もなか10車輌入りはパッケージが車庫の形をした箱になっている。木村さんがその車庫に気づかれたかどうかは不明ではあるけれども、鉄道銘菓を喜ぶところはさすが鉄ドルとったところ。


 最近の鉄道ブームを反映してか、このところ鉄道に特化した女優やタレント、アイドルなど出てきた。それほど市場規模が大きくない鉄道業界というニッチな分野に多数の鉄子さんたちの参入が始まっている。私が知っているだけでも3~4人ほど、テツ女優・タレント・アイドルがいる。


 競争は激しいだろうし、なによりも芸能界という枠の中の競争もある。

 木村さんもその一人で世間的にはまだまだ駆け出しのタレントに過ぎないが、鉄子のイメージリーダーとして活躍してもらいたい気持ちは強く、今回、木村さんを取材したのもそういった私の気持ちがあり、その気持ちを汲んでくれた編集者の存在も大きい。


 その気持ちを汲んでくれた編集者氏はこの取材を終えて、原稿を入稿した直後に会社を退社した。つまり、この取材が彼と私との最後の仕事ということになる。そういった意味でも大きな大きな思い出に残る取材でもあった。


 写真で木村さんが手にしているのは、今年から導入された9000形の都電もなか。


 進化した都電はすでに銘菓にもなり、鉄ドルに美味しく食されたことでしょう。

 木村さんが微笑んでいるカラー写真も掲載される『EX MAX!』(ぶんか社)は8月24日発売です。

 


 木村さん、都電荒川線もよろしくお願いします!

 そして、これからも応援しますよ!



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鉄道ファンのゆうこちゃん/木村裕子