荒川区内の自治会の掲示板などには、都電写真コンテスト入賞作品展の告知ポスターが貼られている。  今年の大賞作品は、三ノ輪橋電停で傘をさした女の子が後ろ向きに立っている写真。  情景から想像するに、お父さんかお母さんを迎えにきたのだろう。まだ、小さい子だから、きっとちょっとした冒険心があったに違いない。一人でお留守番してて、もうすぐ親が帰ってくる。待ちきれなくて、電停まで来た。  そんなことを思い描かせる写真が大賞。  先日も紹介した町屋文化センターで写真展が行われる。  ほかの入賞作品も見てみたのだけど、どれも都電に愛情が感じられる作品ばかりになっている。応募しなかったのが、ちょっと悔しくなってくるぐらいだ。   写真展告知ポスター