現在、東池袋の再開発と地下鉄13号線の工事が同時並行で行われているため、鬼子母神-雑司ヶ谷間の沿道には、工事の作業帯がたくさん設けられている。  工事帯から工事帯をつなぐ踏切、作業をするためのトラックやユンボなど、一般の人や自動車が通行できない踏切がたくさんあるのだ。  もちろん、工事専用の踏切だとはいえ、都電が近づけば警報音が鳴り、遮断棹が下がる。頻繁にやってくる都電の間隙を縫って、トラックが出入りするのもなかなか大変なのである。  この工事が終了すると、あの都電沿いの細い細い路地はなくなてしまうのだろうか?  豊島区のイメージとは懸け離れているほのぼのとした空間は消失しつつある。 工事踏切