都電荒川線沿線には、女子中・女子高がたくさんある。夕方に王子駅前の停留所に立っていると、それこそ女学生に囲まれているような気分になってくる。それは、嬉しいというよりも、むしろここにいてはいけない……そんな気持ちになる。
西ヶ原四丁目が最寄駅だった東京外語大学が移転してしまったため、大学生が都電に乗っていることは、少なくなったのだけど、それでも早稲田大学の学生は結構乗っている。大塚、もしくは東池袋四丁目あたりから早稲田まで乗る学生が多いようだ。
そのため、早稲田の周辺は、自転車がたくさん置いてある。ここまで都電に乗って、ここから自転車で学校に行くということか。早稲田大学はキャンパスが広いので、最寄駅といえども自転車じゃなければ移動が大変なのかもしれない。
近年、レール＆ライドといった交通政策も検討されているので、早稲田には自転車がきちんと置けるような場所が整備されえば、もっと学生に便がよくなるんだけどなぁ。無料駐輪場が難しいなら、都電定期券をパス替わりにするとか。そういったアイデアがあってもいいと思うのだが……。
