実は前回の5クール目から
直腸がんの抗がん剤治療である、
XELOX療法からFOLFOX療法へ
試しに？変更しています。
私は直腸癌ステージⅢbで
半年間の抗がん剤治療の予定です。
ちょうど年内には終わる予定！
1〜4回目までの3ヶ月間はゼロックス、
前回と今回の5.6回目は、フォルフォックスで
治療してます。
なかなか、XELOXとFOLFOXの両方を
経験する方は少ないと思うので、
大腸癌、結腸ガン、直腸癌で
抗がん剤治療をこれから
受けられる方々の参考になればと思い、記録。
きっかけは、
ゼロックス療法のオキサリプラチンにより
私の吐き気がかなり強いことです。
そして、
その吐き気が強いときに
ゼローダを飲むと更に悪化してしまい…
また2クール目には
ゼローダの影響か下痢が悪化してしまい
ゼローダを数日休薬してしまいました。
そのとき、ゼローダを休んでしまって
治療の効果が減るんでないか、と
かなり不安になってしまったんです。
だったら、点滴で全部入れてしまえる
方がよいのでは？とも、
ずっと先生から提案を受けていました。
以前の記事でも
少し触れています。こちら↓
改めて、
ゼロックスとは
1クール3週間、
オキサリプラチンの点滴1日＋ゼローダ服用2週間
＋休薬1週間。
FOLFOXとは
1クール2週間、
オキサリプラチン点滴1日＋5FU点滴46時間＋残りは休薬。
私たちも仮とはいえ、
色々と調べた上で
先生との質疑応答をさせていただきました。
下記です。
①FOLFOXに切り替えたときの
オキサリプラチンの総量は？
私の場合、
ゼロックスでのオキサリプラチンの量が
180ml/回入ってます。
それがFOLFOXにすると、
1回あたり2/3量の120mlになります。
ゼロックスだと、
3週間に1回のサイクルになるので
3週間分のオキサリプラチンが入るそうです。
それに比べ、FOLFOXだと
2週間に1回になるので、
2/3の量になるそうです。
②FOLFOXに切替後の副作用の期間は？
特に吐き気について
ゼロックス療法の場合は、
私の吐き気期間は10日間でした。
それが、2/3になると7日間という
計算になります。
すると
ゼロックス療法の場合、
3週間に1回で、10日間の吐き気があるので
11日間の気持ち的な休薬期間があります。
それに比べ、FOLFOXだと残り7日間しかなく、
休薬期間が短くなります。
ただ、先生によると、
ある一定の量を超えると、吐き気が増すと考えている。
とのことで、
3，4日間で吐き気がなくなるのでは？と
お考えでした。
私たちもそれに期待していました。
③ゼロックスとFOLFOXの副作用の違いは？
FOLFOXで吐き気を訴える人は少ない。
ゼロックスの手足症候群は無い。
ただし、ゼロックスはゼローダが
お腹の中で5FUに変わるそうで、
副作用が手足症候群や下痢くらいで
全身へのダメージは少ないようなのですが、
5FUは薄い薬ですが全身へのダメージはあるかも
しれないとのこと。
骨髄抑制、倦怠感や口内炎など。
④CVポートを埋め込みする必要があるか？
色々とフォルフォックス療法を
調べていると
CVポートを埋め込むとあり、
抗がん剤治療も折り返しに入ったので
今更簡単な手術をして
埋め込む必要はあるかどうか
気になってました。
先生からは2泊3日入院で
ずっと点滴をしていられるのであれば
埋め込み必要ないとのこと。
あと数回だし今更入れるのもなぁと
いう感じでした。
⑤抗がん剤治療の効果は変わってしまうか？
変わらない、とのことでした。
⑥治療の回数について
ゼロックス療法2回分
＝FOLFOX3回分
私は既にゼロックスを4回していたので、
FOLFOXに変えると、
後半戦はFOLFOX6回を行うことになります。
⑦途中でゼロックスに戻すことは可能か？
可能。
ただし、⑥のように必要回数が異なるので
調整する必要があります。
という入念に検討して、
5クール目からmFOLFOXに
しています。
二泊三日入院ということで、
子供たちがママに会えないストレスは
とても大きいです。。
それはとても
申し訳ない気持ちになります。。
実際に、FOLFOXに変えて副作用に
どんな変化があるかも、
また後日まとめていきます！