鼻から入れる栄養の量が増えました。

朝・昼は調子よく入っていたのに夜、全部入ったところで咳き込み吐いてしまいました。

胃からのチューブも吐き出してしまったため、また入れ直し→胃のレントゲン(被曝・・・(>_<)7です)。

先生は「量を増やすと胃が受け付けなくて戻す」と思ってらっしゃるみたいですが、そうではなく咳き込んだ勢いで戻してしまうことが多いようです。

咳き込みさえしなければ十分増やした量で大丈夫のようです。

なので!!

吐いたことにより、明日から量を減らされると困る。

いつまでたっても胃から栄養が摂れずに、中心静脈栄養の点滴が外れない・・・。

ああーー。もう本当に、口から食べさせたい。

嚥下はできているようなのです。

呼吸器付けてては口から食べるのは無理なのでしょうか???

なんなら、もう呼吸器もそろそろ離脱でもいいんじゃないかと思うのですが!!!

慎重に行っているんでしょうけどあまりにも進まない今の状態に、本当に本当にいらいらします!


でも相変わらず熱は37~38度を行ったり来たり。

熱に慣れてくることはないんでしょうけど、今日は意識が割と明瞭でしっかりしていました。


バトン部のみんなからの動画メッセージを見せると、思い出したかのようにチアの振り付けで両手を動かし始めました。

肩を上にあげたりもしました。

両手を大きく上に持っていきたいみたいです。(呼吸器あるので左手はできません・・・)


鼻のチューブを貼っているテープが痒くて、手を顔に持っていきたがります。

チューブを引っこ抜かれると困るので制するのが大変です。

一時も目を離せません。

汗をかくので頭もかゆそうでかわいそうです。

早くお風呂に入りたいよね。


近所のスーパーの話になり(私が一方的に話しかけるだけですが・・・)、

「あそこのスーパーってポイントカードいるよね。タダで作ってくれるんだっけ?」と聞くと

「100えん」と答えました。

そういうことを覚えているとは思わなかったのでびっくりでした。


あとは気になっていた「一般常識とかって覚えているものなのか?」という私の疑問から


「電車に乗る時は、どっちの人が先だっけ?」→「おりるひと」

「優先座席は元気な人座っていいんだっけ?」→「だめ」

「あなたが座っている目の前におじいちゃんが立ったらどうする?」→「ゆずる」

「電車の中で大きな声出してもいいんだっけ?」→「だめ」

「お料理しています。包丁持ったままよそ見してもいい?」→「だめ」

「どうして?」→「あぶない」

「油で揚げ物しています。火をつけたままどっかに行ってもいい?」→「だめ」

「どうして?」→「あぶない」

「火が油に移ったらどうなる?」→これには答えませんでした。

「火事になるよね。家事になったらお家どうなる?」→「もえる」


こんな感じの返答でした。

やってよいこと悪いことの区別はちゃんとついていて良かったです。

あとは信号。

赤は渡れ、青は止まれ。

でも黄色はやっぱり首をかしげました。

一問一答ではなく、ちょっと複雑な答えが必要なものにはまだ返事ができません。

もしかしたら分かっていてもどう言葉にしたらよいのか分からないのかもしれません。


ほんとやだ、この病気。

何ができて何ができないのかも、一つ一つ手探りです。


熱がありながらもこんな感じです。

手も足も動きたそうです。

動かせてくれれば胃も腸ももっと活発になるだろうに。

まだじっとしていないといけないのかな。

もどかしい。