「お互いの悩みと協力、対立を招く8人の悲喜劇です」
10日の午前、ソウルの中区にあるアンバサダーソウルプルマンホテルで、Netflixシリーズ<ザ・8ショウ(The 8 Show)>の制作発表会が開催されました。
この日の制作発表会には、ハン・ジェリム監督と俳優リュ・ジュンヨル、チョン・ウヒ、パク・ジョンミン、イ・ヨルウム、パク・ヘジュン、イ・ジュヨン、ムン・ジョンヒ、ペ・ソンウが出席し、作品についてさまざまな話題を交わしました。
まず、原作のウェブトゥーンを楽しんだというハン・ジェリム監督は、従来のサバイバルジャンルの作品が主人公が勝利して読者に快感を与える構造であるのに対し、原作はブラックコメディジャンルであり、主人公が何かをしようとするときに人間の軍勢が沼に落ちる様子が興味深かったと述べ、作品企画について語りました。
続いて、ハン監督は「は人生が底に落ちた8人の人々が自分の人生を諦めようとした瞬間に、参加するだけで増える時間に賞金を与えるショーに参加しないかという提案を受け、お互いの悩みと協力、対立を招く8人の悲喜劇です」と<ザ・8ショウ>を紹介しました。
作品に参加した8人の俳優のうち、「3階」の役の俳優リュ・ジュンヨルは、ハン・ジェリム監督の作品に参加しながらどれほど面白く興味深いかを知っていると述べ、「ザ・エイトショー」の提案を受けたとき、前後を遮らずに参加したと述べました。
「8階」の役の俳優チョン・ウヒも「人間社会の縮小版のような作品構造が面白かった」と述べ、「皆に共通の絶対的な時間と完全に相対的なお金を持って話を展開するのが面白かった。また、台本を受け取った時、8階という人物はどのような人生を送りたかったのかという好奇心があった。」と作品への参加意図を伝えました。
▲監督 ハン・ジェリム
この日の現場では、1階から8階まで、参加者を紹介するキャラクター映像が公開されました。
リュ・ジュンヨルは「物語の語り手として、視聴者に人物の選択や状況を客観的に伝えながら、主観的な自分の考えを時折交えて『共感』にキーワードを合わせたかった」と述べました。
チョン・ウヒは「『8階』は本性に最も近い人物だと思っており、そのため『最も純粋に演技すればこの人物をよく表現できないか』という考え方でアプローチしました」と自身のキャラクターに期待を表しました。
パク・ジョンミンは「『7階』は最も理性的な考えと論理的な行動をしようとする人物だが、ショーが進むにつれてショーの本質と個人が持っていた価値観が衝突して揺らぐ人物」と述べ、イ・ヨルウムは「『4階』は人々とよくつるんでこっち行ったりあっち行ったりして、痛みを持っていることもあり、ショーの中で世界を学んでいくキャラクター」と述べました。
パク・ヘジュンは「『6階』は力と拳で雰囲気を変えてみようとし、なりふり構わず合理的な方法でショーを維持しようとする人物」と述べ、それぞれの参加者の物語に対する好奇心を高めました。
さらに、イ・ジュヨンは「『2階』のキャラクターには若干の増量が必要だった。一生を通じてここまで運動をたくさんしたことがないほど運動をたくさんした」と述べ、
ムン・ジョンヒは「『5階』が持つ混乱について『私がその立場であっても、あんな風にすることができるだろうか』という共感を呼び起こしたい」と述べました。
ペ・ソンウは「『1階』は唯一、体が不自由な人物で、準備するものが多かったが、たくさんの方々がたくさん助けてくれた」と、それぞれの鮮明な個性を表現するための努力を伝えました。
ここにハン・ジェリム監督の感想と、俳優たちの撮影ビハインドストーリーが続きました。
ハン監督は「視聴者の皆さんを作品に没頭させるための方法について多く考えました。必ずしも『3階』だけに没頭して見ることが良いとは限らず、それぞれの好みやスタイルに応じて8人の中で気に入った人に自分も知らず知らずのうちにのめり込んで見る作品であれば良いと考えました」と、企画意図を明らかにしました。
チョン・ウヒは「限られた空間で特定の8人が一緒に過ごしていると、本当に仲良くならざるを得なかった。お互いに本当に親しくなり、辛いシーンがある時もお互いに励まし合い、慰め合う瞬間がたくさんあった」と、8人の俳優たちの息ぴったりした雰囲気に言及しました。
「8ヶ月間、1つの場所で毎日朝から夜まで一緒にいると、本当に家族のように感じました」(パク・ヘジュン)、「現場の雰囲気がとても良かった。家族のようにたくさん頼りにし、いざという時は嫌がったり悲しんだり、いろんな感情があった」（イ・ジュヨン）というパク・ヘジュンとイ・ジュヨンの感想は、現場に笑顔をもたらしました。
最後に、ハン・ジェリム監督は世界中の視聴者に「シリーズ作品は初めてなので、こうして世界190ヶ国の視聴者の皆様に私たちの作品が紹介されるのがとてもドキドキして楽しみです。世界中の視聴者の皆様に自信を持って見せられる俳優たちの演技だと思ってとても期待しています。たくさんの視聴をお願いします」と述べ、作品に対する期待感を高めながら制作発表会を締めくくりました。
8人の人物が8階に分かれた秘密の空間に閉じ込められ、「時間がたつとお金を稼ぐ」甘いが危険なショーに参加しながら繰り広げられる物語を描いたNetflixシリーズ『The 8 Show』（ザ・エイト・ショウ）は、5月17日（金）にNetflixでのみ公開されます。