ふらにすと

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 昨日はゆみさんの誕生日だった。彼女の闘病生活も、葬儀も見ていない私には、まだ実感がない。いつまでも更新されないブログ、来ることのないメール。頭ではわかっているつもりだけれど、彼女は私達と一緒に年をとっている。

 先月は夫の母を見送った。去年の12月23日、24日に夫と、夫の妹と母の4人で城崎温泉に行ったのが最後の親孝行だった。鼻歌を歌ったり、料理を美味しい美味しいと喜んだり、「しんどい」という言葉が帰りには出ていたけれど、よかったと思っている。元旦から肝機能の低下で入院し、退院が近いとみんなが信じていたのに、いつのまにかどんどん悪い方に向かってしまった。
 92歳の母のかねてからの希望もあり、夫も妹も無駄な延命はしないことを選んだ。ほぼ毎日病院に通い、孫たちもひ孫もお見舞いして、できうる限りのことをして送った。

 娘2号は1月に子連れ再婚をした。来月には2人目の子供が生まれる。新しいパパとお孫ちゃんがうまくいってくれることを祈っている。いろいろ心配することばかりだが、なるようにしかならないだろうし、自分達の人生を生きてもらうしかない。

 今日はさださんのコンサート。有給休暇をもらって、しっかりスタンバイしていく予定。

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 6月16日、長崎に出発。集合時間に余裕を持って着くようにちゃんと調べて出かけたはずだった。空港行きのバスの中で携帯が鳴った。ツアーの添乗員さんから。なんと、集合時間と飛行機の出発時間を間違えていた。ありえない!なんでこうなの・・・。間に合ってよかった。

 長崎は今日も雨だった。30年前に友達と4人で行った時も雨だった。今回は梅雨だから仕方がない。でも、あちこちで災害になっていたほどだったから、コンサートが始まっても到着しない人が何人もいて、さださんも心配していた。私達も空港から長崎市内に向かう時、高速道路が閉鎖されていて、渋滞に巻き込まれた。このままではいつ到着になるか分からない、という状況の中、運転手さんの機転で迂回路を選んでもらったから助かった。遅れて入ってくるお客さんにその都度話しかけるさださんと、拍手で迎える会場の人たち。みんな1つだった。

 長崎は観光客に優しい。500円で電車を1日乗り放題というのが嬉しい。たった1台走っている、さだまつりの広告になっている電車。1日目のコンサートが終わってホテルに帰る時に見かけたけれど、とうとう乗ることはできなかった。でも、空港行きの時間が迫ってきて、ホテルに戻るために電停にいた時に偶然やってきた。逆方向だったけれど、最後の最後に会うことができて嬉しかった。