呼吸の大切さについてお伝えします。



瞑想でも

座禅でも

呼吸を意識して‥、

呼吸に集中して‥、

「呼吸」「呼吸」と言われます。




呼吸と言うのは

魂と繋がり

今ここにしか無いものです。





過去のことを くよくよ後悔したり、

未来のことを あれこれ心配したりせずに、

 今 ここにあるということ、

 今 なすべきことを

 今 しっかり行うと言うことです。




古神道でも「中今」"なかいま' の大切さを

言われます。

今の一瞬一瞬を大切に

自分に忠実に

今に集中して生きる と。




雑念なく

《いま》に集中すれば

過去の後悔も、

未来の心配も少なく

自由な

そして、落ち着いた平安な心で

いられるのだろうと思います。




そして、今ここにある「呼吸」。



私の感覚の薄い麻痺側の身体は

たとえ椅子に座っていても

お尻がしっかりと椅子に着いているという感覚が

薄い為に、

「身体を引き上げなけれは、

 しっかり保たなければ危ない。」と

脳が勘違いして

身体を変に引き上げようと

麻痺側の上半身や腕に常に力が入っています。



バランス良く座っているつもりでも

脳は不十分だと反応して

もっとバランスを取ろうとして、

腕に力を入れて、

無駄に身体を支えようとしてしまいます。



そこまでしなくても大丈夫なのに、

危機回避能力が制御出来ません。




そして、座ったままいても

本をめくったり

健側の手を使おうとすると

麻痺側が過剰に支えようとする動きが

もっと助長されてしまいます。

麻痺側はだんだんと力が入り過ぎて

カチカチになっていきます。




そんな時に

深くしっかりした呼吸を意識すると、

上半身で身体を無理に支えようとする動きが

少し収まる気がします。



浅い呼吸のままでいると

麻痺側にますます力が入っていきます。




深くしっかりとした呼吸をしようと

出来るだけ気をつけています。

麻痺の身体には、

とても必要なことだと思います。





もう一つ呼吸の使い方を‥。


何か迷っている事がある場合に

自分のみぞおちあたりに手を当てて、

深い呼吸を意識して

その迷っていることを考えて

呼吸が楽になるものは

魂の正解、

呼吸が苦しいと感じるものは不正解だそうです。



あくまでも自分の感情や欲望が感じる

正解、不正解ではなく、

自分本来の魂の正解、不正解です。


ですから、感情が入り過ぎると

分かりづらい所はありますが、

上手く魂と繋がると答えが分かると思います。


何かの折にお試し下さい。





今日もお読みいただきありがとうございます。