リハビリの事を訊かれることが多いので、
私の考えを記しておきます。


リハビリとは、

自分にないものを必死になって身につける
ことではなく、

本来、もともと等しく神様からもらった身体を
元の形に戻すことだと思っています。


そして、その戻ろうとする力、
治そうとする力も
外にある訳ではなく
自分の中にあって、
リハビリで寄り添ってくださる方達は
それを見つける手助けを
一緒にしてくださっていると思っています。
とてもありがたいです。



認識という点では、

外で何かを探して
それをかき集めていくというのではなくて、
私の中では、まず「ある」が大前提として

あります。
私の身体を良くしていく力は
私の中に 「既にある」 なのです。


その「既にある力」が

上手くはたらいてくれる為に
食事、睡眠、運動、その他の生活全般を
整えていくのがリハビリだと思っています。


"言葉" にするのはとても難しくて、
「では、歩く訓練等はしなくていいのか?」等と
曲解されると困るのですが‥。



私の言いたいことは
まずリハビリが、どの考えでスタートしてますか?
と言うことです。


とても無理をされている方達には
最初の前提を 「ない」から「ある」に
少し変えてみませんか?
と言う私の可笑しな提案です。


治っていく「既にある力」は
私自身にも誰にも等しく

渡されていると信じています。


「ない、ない」と思って、焦って訓練するよりも

「ある」と思って、楽しく探したいです。