ミュージカル「エリザベート」を観てきました！
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退院後、初の観劇です。3時間という長い上演時間の舞台ですが、無理なく、何もトラブルも起きずに観て往復できたのでよかった！ また一つ自信に繋がりました😊
観てる最中に思い出したのですが、私の母が亡くなった後に最初に劇場で観劇したのが宝塚花組の「エリザベート」（春野寿美礼さんがトート）でした。自分が大変なときでも、無理してでも観ようと思うのがエリザベートみたいです😊。そのとき、「最後のダンス」の場面を観て「人間というのは、知らぬうちに【死】とダンスを踊っているものなんだな…」としみじみ感じたのを今も覚えています。
そんなに観てる割には今までエリザベートに共感することはなかったんですが（結構エゴイストだし、決して【良い人】じゃないですよね）、今回初めてエリザベートに共感した。「私だけに」で「自分の人生は自分に委ねる」とどんな障害があったとしても自分らしく生きようとする姿が今の自分に重なったというか…。何があっても魂は自由なんだ、と26年前の宝塚雪組初演を観て以来初めて作品が持つメッセージに触れられた気がします。愛希れいかさんのエリザベート、とてもよかったです。
古川雄大さんは今回で二度目のトート。前回より力強さが加わって、感情表現が豊かで素敵なトートでした。
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そして、古川さんのトートを観ると私のブロ友＝がん友さんを思い出します……。
がん繋がりで知り合ったけれどミュージカルファンとして話も合い、観劇が重なるときはお茶してあれこれいろんな話をしてました。
「モーツァルト！」の古川さんの初日や前回の「エリザベート」の古川さんの初日は二人で見終わったあとお茶しに行って、いろんな話に花を咲かせたなあ。（二人とも古川さんの初日は欠かさないの（笑））
LINEに既読がつかなくなってもう半年……。
今回は初日は観られなかったけれど（チケットが取れてたけど、入院中でした）こうして「エリザベート」を見て、頭に浮かぶのは彼女のことです。
今すごく彼女と話したいな。ミュージカルの話だけじゃなく、いろんな話を。肉体の縛りがなくなった今だから、きっと今回の「エリザベート」も観に来ていると思います。
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