こんにちは!

重ね煮アカデミーあかつきの

松本千秋です。






前回のブログの続きですにっこり













前回のブログでは

ここ最近のわたしが

"うつ"に近づきつつあり





何か大切なことに気がつきなさいよ

っていうサインを感じてることを書きました。









わたしはいつも、

何か新しいことを始めたとしても



くるしさを感じた時に

それを対処する方法がわからず

悩みを手放せなくなってしまうんですよね泣






ちょっとしたことで心が折れてしまって

うつっぽくなる…ということを

わたしは何回も何回も経験しています。








超メンヘラ!心弱過ぎ!

って自分を責め続けていることを

ここ最近も味わっていて



「またこのパターン…

もういい加減こういうのは卒業したいよ爆笑



って、泣きじゃくりながら

スマホを触っていた時に

わたしは"ある投稿"を見ました。









なんとなく気になって

中身を読んでいった時に









あー!!



これもしかして

わたしのことなんじゃない!?





って、直感が働く感覚があって

そのまま調べていったんですね。












それは何かというと

発達性トラウマ】。







みなさんはご存知でしょうか??







トラウマって

何かショックなことを経験して

その後の生きづらさに影響する…

というものだと思いますが




それとはちょっと違う

発達性トラウマというものを

わたしは抱えて生きてるかもってことに

気がついたんですね。







発達性トラウマを

かんたんに説明すると


受胎期〜幼児期の間に体験した中で

養育者から適正な愛情が注がれなかった場合


神経系が未発達となり

生きづらさを感じやすくなる

っていう話なんです。








この方のブログがわかりやすかったので

スクショさせていただきました

↓↓↓


(出典元:子どもの頃から生きづらさを感じてきた方へ【発達性トラウマとは】






受胎〜幼児期って、

いわゆる自分の記憶がない年齢。







例えば受胎って、

自分が受精卵だった時のことなので

母親のお腹の中にいる時ですよね。







妊娠中

産前産後

その後の育児中に


親などの養育者から

愛情を受け取り生活している子は

脳や神経系がきちんと育つ


っていうことなんですにっこり











その発達性トラウマという存在を知った時、

わたしは過去に母と交わした会話を

思い出していました。








わたしが妊娠中で

里帰りをしていた時、



「ちあきを妊娠した時はうつだった。

だから、素直に喜べなかった。


産んでいいのだろうか?と

思って苦しんでいた」



と教えてもらったことがあります。








正確に言えば、自律神経失調症という

診断名がついていましたが…






第一子(わたしの兄)の育児中に

体調を崩し


ガリガリに痩せて

水も飲むことができないくらいになり


闘病中に

第二子(わたし)を授かった母。








妊娠した罪悪感

2人育児に対する強烈な不安感





そんな心理状態の中で

妊娠期〜産後を過ごしていたそうです。







だから、発達性トラウマを知った時に

もしかしたらわたしの生きづらさは

これが原因なのかも…と思ったんです。








それから、母はわたしが20歳を超えるまで

闘病を続けていました。









中学生の頃に、母が突然泣き始めて

実家にしばらく帰って不在だった時、





父からは


「お母さんは病気だから。

ずっと治らないやつだから」


と、母が病気だということを

初めて知らされました。







わたしから見たら

入院なんてしてないし

普通に体動かせてるし


一体どこが病気なんだろう?と

思っていましたが




なぜか深く聞くことができなくて

なんとなくそうなんだなぁ…と

思っているだけでした。








周りからは気づかれないけど

本当はずっと心の中で苦しんでいた母を見て

わたしは育ってきたんですね。










だから、うつ状態であることが

わたしにとっての普通








わたしは他人と比べて


落ち込みやすかったり

自分のことを否定しやすかったり

罪悪感を感じやすい




その因果関係がわかった気がして

自分自身の生きづらさに関して

ようやく腑に落ちる感覚があったのが

1週間くらい前の出来事でした。






流れ星





このことを、先週末に実家に帰った時に

母に正直に伝えてみました。






自分がずっと生きづらさを感じていたこと


その原因が

受胎〜幼児期の親との関わりによる

発達性トラウマかもしれないってこと




でも、原因がわかって

なんか安心したってこと







そんなことを伝えました。









すると母は弱々しげに


「あぁ…ちあきは、それに当てはまるかも」


と言いました。






落ち込んでほしくないから

「対処法がわかったからよかった!」って

その時は返答したんですが、









やっぱり本当だったんだぁって

なんだかものすごくショックでした。。。









だって、





わたしを妊娠しても

素直に嬉しくなかったってことじゃん。




わたしの存在が

母にとってはくるしかったってことじゃん。






わたしが存在することを

否定したかったってことじゃん。









そんなことを思った時に


今まで抑圧されてきた

全ての寂しさという感情が

一気にわたしの体に蘇ってきて




涙がとめどなく溢れ続けたんですね。











あぁ、そっかぁ。





ありのままの自分では

受け入れてもらえないから

自分ではない何者かになろうとしてたんだ。






そのままの自分でいることを

わたしはただ認めてほしかったんだ。









自分にとっての幸せが

何かわからないからこそ苦しくて


何かをがんばり続ける姿を母に見せることが

自分の存在意義を見出す唯一の方法でした。









…でも、その「苦しいがんばり」は

もうわたしにとって要らないものだって


感情を出し切った後に

そう思うことができました。












それまでは、母のせいで自分がくるしい…

という構図が自分の中に存在していましたが





母って勇敢な人だ


って考え方が180°変わりました。








母は結婚するまで

自分の言いたいことを言える環境にはない

家庭で育ちました。







幼少期に戦時中だったわたしの祖母も

言いたいことが言えない環境の中で

生きてきたから、


母も自然とそれを

受け継いでいったんだと思います。









その後、母は結婚して子どもを授かり

気軽に頼れる人が

身近にいない環境で子育てをし



病気になり



20年近く闘病しながらも

育児を続けていました。







だけど、

途中で育児放棄をすることなく

食事は必ず手料理を用意して

家族そろって食べることを心がけていた母。







そして、ある時から

「薬はやめたい!」と決意し

病院の先生と相談しながら

少しずつ薬を手放していき



最終的には自律神経失調症を

克服することができた母。










なんだ…

わたしのお母さんって

めちゃくちゃすごい人じゃん。






心から笑える時がずっと無かったのに

毎日料理をつくって

わたしのことを育ててくれてたんじゃん。






治らないって言われてた病気を

ちゃんと治してんじゃん。








なにが、母のせいだよ。






わたしだったらそんなの堪えられないよ。



 











今までお母さんのせいにして




ごめん。












そう思った時に

言葉だけではない何よりも深い愛情を

注ぎ続けてくれていたことを感じ


わたしの目から出てくるものは

"寂しさの涙"から"感謝の涙"に変わりました。








そして初めて、うわべだけではない

心の底から湧き上がってくる

"ありがとう"が

わたしの口から出ていきました。








それは


今まで育て続けてくれたこと






そして


ずっと存在し続けてくれたことへの


感謝の気持ちからくるものでした。












もし、タイムスリップして

育児で疲れ切っている母に

会うことができたとしたら


わたしはきっと、

重ね煮を伝えていると思う。







「こんなに楽にできるんだよ!」


「もっと肩の力抜いて料理していいんだよ!」



って、伝えていると思います。







それは、幼い頃から

ずっと見ることができなかった母の笑顔を

もっともっと見たかったから。








わたしの願いは

笑っている母を見たい


ただ、それだけだったからです。













2年前にわたしが重ね煮を

知ったことをきっかけに

今でも一生懸命、重ね煮を作っている母。







「煮物がおいしくできたんだよ〜」


「洗い物も楽だし、本当にいいよね〜ニコニコ




って、楽しそうに重ね煮の話をしてくれる

母の姿を見ることは

わたしにとっての安らぎのひとときです。








重ね煮は、わたしたち親子の

過去の傷を癒やしてくれた

かけがえのない存在。









生きづらいままでよかったんだ。








ありのままを受け入れ

今この瞬間を大切に

生きていきたいと思える


貴重な経験をすることができました。









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■開催日

12月6日(水) 

12月9日(土) 


■時間
10時〜12時


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