今年は、終戦60周年という節目の年でもあり、テレビでも様々な特集番組が組まれている。昨日8/6は、被爆60年となる「原爆の日」でもあり、広島の平和記念公園で「原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」(平和記念式)が開かれ、小泉首相を始め約5万5000人が参列した。


 毎年8月になると、テレビや新聞に戦争と平和を考える特集が組まれるが、日本人は過去に対して無関心な民族なのか、戦中の軍国主義への記憶を早く忘れたいという願望なのか、目の前の幸せしか見えないのか、普段は戦争や平和について余り考えることもなく、国際情勢や国際政治についても経済的な視点でしか見ない事が多いように思う。


 どこかの国のように、体制維持のために都合のいい歴史教育をたたき込まれるのはゴメンだが、普段からもっと大きな視点に立ってこれらのことを考えてみる必要が日本人にはあるのではないかと思う。そのきっかけとして今年も多く組まれる様々な特別番組を見て欲しい。そして、日本の未来についても真剣に考えて、明日からの行動をどうするか判断して欲しい。


 世の中、どうしようもない人達がいるのは、ある意味仕方がないことだが、そういう人達が自分たちは間違っているのではと思える世の中をつくっていくことが大切な気がする。それが今を生きる我々の果たすべき役割であり、責任でもある。一人でも多くの人達が幸せを感じれる世の中でありますように。


今日のひと言:「毎日、自分に与えられた責任を考えながら、真剣に生きてみよう!そうすれば昨日より少しは幸せな世の中になるから!」