インターネットを介して「香り配信」 何のことか分かりますか? これは、NTTコムが5/23からOCNで始めたインターネットで香りの調合方法を勉強できるeラーニング・サービス「アロマコミュニケーションモニターレッスン」のこと。


 実際の香りがネットを介して伝わるわけではありませんが、実際に“香り”を嗅ぎながら受講できることが大きな特徴です。仕掛けは、受講者に「香り発生装置」と「アロマオイル」をあらかじめ送付。アロマオイルをセットした装置をUSBでパソコンに接続して授業を受講。レッスンの進み具合に合わせて香りの調合データを送り、そのデータに基づいて装置から香りが発生する、という仕組みだそうです。


 仕組みを聞くと「何~んだ」と思うかもしれませんが、自宅でアロマの勉強が実習付きで学べるのは、すごいことだと思います。しかも、ベンチャーではなく、NTTグループが商用サービスとしてやっているというのが今後を期待させてくれます。


 ちなみに料金は、香り発生装置、アロマオイルなどがセットで7万3500円(税込み)。ちょっと高いかも(でも、今回のレッスンの受講者は、日本アロマコーディネータースクールが全国の教室で開催する資格講座の入学金が3万円割引になるそうです)


今日のひと言:「香りもインターネットで配信!更に技術が進めば、離れたところにいても一緒にいる様なバーチャルリアリティの世界が実現するかも」