ここ数日、中国原潜の領海侵犯問題がニュース等で報道され、政府の対応に様々な意見が飛び交っている。今回、政府は5年前の北朝鮮工作船事件に続き、自衛隊発足以来2回目となる海上警備行動を発令し、中国に抗議と謝罪要求を行ったが、海上警備行動の発令が領海侵犯されてから3時間45分後、しかも潜水艦が領海外に出た後だったことに批判が集中している。

 確かに、どう考えてもこの対応は遅すぎで、中国を刺激しない為にわざと領海外に出て警告射撃も出来ないようになってから発令したとの憶測を呼んでいる。領海侵犯した理由として「ガス田」問題で日本をけん制か?とか、台湾有事に備えた準備の一環だとか様々言われているが、それはこの際おいておいて、こんな状態で本当に政府は国民を守れるのか?疑問に思ってしまいます。(対中国の件に関しては、長くなるので別途書きたいと思います)

 今回の(意図的な?)対応の遅れ以外にも、昨日の読売新聞に興味深い記事が掲載されていました。9月の北朝鮮のミサイル発射騒動の際、小泉首相は国連総会からの帰りの政府専用機の中だったが、当時の石破防衛庁長官が小泉首相に連絡を取ろうと指示した時に、返ってきた言葉が「政府専用機に防衛庁からの暗号電話を受ける装置がないので無理です。外務省の暗号電話なら受けられるので、外務省からなら出来ますが...」というものだったとか。さすがの石破防衛庁長官も怒りを通り越してあきれたとか。自衛隊基地を拠点に、パイロットから客室乗務員まで航空自衛隊が担当している政府専用機でさえこんな状態とは、縄張り争いもココまで来るとあきれてものも言えなくなる。

 本当にこの国の役人達の間に、日本という国を、国民を守ろうという意識を持った人が何人いるのだろうかと嘆かざるをえない。個人的には、小泉さんの無責任なところは好きじゃないが、今までの永田町の常識を越える采配を出来る人も他にいなさそうだし、少しでも日本という国が、良くなっていってくれることを期待するとともに、我々一人一人が自分の出来る範囲で日本のために努力していく必要があると思います。

今日のひと言:「政府は、まず日本の国益を、国民の利益を第一に考えて行動せよ!」