RISING SON | 戸田和幸オフィシャルブログ「KAZUYUKI TODA」Powered by Ameba

RISING SON


最近同級生の酒井君より先に親父ギャグを言う時が目立ってきました。

感化されたのかは分かりませんが今まで親父ギャグとは無縁だった僕は確実にゼルビアカラー(酒井色)に染まりはじめている?という事になるのかな(笑)

チームメイトからとんかつ和幸にひっかけていじくられたりもしていますがそういえば最近めっきりとんかつも食べてない、魚・野菜・ひじきやほうれん草のおひたしなど木曽食堂さんのおかげでとてもバランスの取れた食事をさせてもらっているので体調もとても良い気がしています。

ここまで怪我なくお休みなく皆勤賞でやってこれました、何度か危うい時が理由ありましたが日頃の行いが良いので大事にならずに済みましたo(^▽^)o


怪我ばかりで自分のリズムを寸断されつづけてきたこの数年を思えば僕は選手として今とても幸せな時間を過ごせているのかもしれません。


雪が降り朝早くからの練習ではグランドがまだ凍っているという時もありましたが無事に切り抜けてこれましたのでこれからは少しづつ暖かくなってくるので身体にはなお優しくなってきますね。


自分の意気込みも非常に高く毎日毎日良い緊張感を持続しながらやってきました、いいペースで2012シーズンという長いマラソンレースを走り始めそろそろ五キロくらいに差し掛かる頃ですかね、気がついたら後ろには誰もいず一人だけ逆方向に走っていた!?という珍現象も起きてしまいましたが今改めて皆を追い掛けて走り直し始めたところです、僕は粘り強いですから簡単には諦めたりはしないのです。

大切なのは真摯な姿勢を持ち続けチームに対して最大限貢献出来る方向をきちんと向き日々最善を尽くすこと、これ以外には道はありません。


そういえば僕がFC町田ゼルビアは自分にとって最後のクラブになると発言した流れで何時の間にか今シーズン限りで引退するという話になっているというか受け取られているようですが最後のクラブだからといって今シーズンで終わるという事じゃないんですよ。


先の事なんて誰にも分からない、どのみち結果が残せなければ終わるのがこの世界の常です。
今まで苦しんできた事を思うととにかく怪我なく自分のベストを尽くす事が、一年を通して元気にやれる事が僕にとっては何より優先される事、この一年出し切る事、その事しか頭にありません。

まぁ一度は引退も致し方なしと覚悟を決めた自分なので引退というものに対しての恐怖はもうないし嫌なものでもない、当たり前に確実に訪れる事です、だからそういうものを恐れる事なく今を大切に愛するフットボールに打ち込む、感謝感謝です。


まだ成長出来る余地は残されていますからね、本人がその気満々ですから。


今の自分に出来る一所懸命をする、大きな一歩は必要ない、今の自分が僅かでも上達し立派になれるために自分が出来る最善を尽くす。

要はコツコツ小さな積み重ねを大切にしようという事ですね。


自分自身に対して、それから愛する我が息子によく使うフレーズです。


キーワードは継続性と自分自身で考え工夫する姿勢です。


彼がなりたいと言うようになったサッカー選手という夢に彼が辿り着けるかどうかは分かりませんがサッカーというものを通じてどうか努力する事の尊さや失敗を恐れず進んで自分で考え挑戦していく姿勢、それから我慢する事耐え忍ぶ事も人生にはあるということも学んで欲しい、お父さんはこれがなかなか出来なくてずいぶんと大変な事もありましたからね。


このお父さんは厳しいですから彼はきっと大変な思いをしていると思いますが打たれ強いmy sonは何度叱られても必ず戻ってきます、年を重ねるにつれてサッカーが大好きになりサッカー選手に憧れるようになり今では朝起きてまずサッカーを見るという父親と同じ行動を取る事も。


親というものはどこまで首を突っ込むべきかで悩むもんですがあまりこちらが先走ってあれやれこれやれと言えば言うほど本人の自主性が損なわれる気がしていつも奥さんとそんな話になります。


離れて暮らしているので心配は尽きませんが毎日の電話で出来るだけその日一日の出来事や何を考えて何に取り組んだのかなど嫌になられない範囲で尋ねながら一緒に考えています。


わざわざ単身赴任の道を選んでまで選手を続けてきたわけなのでお父さんはお父さんで目の前にある困難に簡単には負けず逞しく乗り越えていくためにたくさんある時間を上手に使いたいと思います、人生には予想もつかない事が起こるものですがどんな時も目をそらす事をせずに学ぶべき事をしっかり見つけ成長の糧にしなくては意味がありません。


息子にいつも話している事がそのまま自分にも当てはまる、これはお父さん頑張らなくては嘘つきになってしまうぞと。


自分の背中を見て育つ人間がいる、これはとても大きなプレッシャーですがその逆モチベーションにもなるわけですね、息子がこれから大きく大きく成長し彼が目指す夢の頂に向かって力強く登っていける為の何かしらの助けと支えになれるようお父さんは頑張ります。


と、よくご飯を食べたりしながら酒井君に父親学を伝授しているのです(笑)


リンタロウ、パパは負けんぞ。

しっかり見ておけぃ。
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