ご無沙汰しております。主将の松村です。

 

 11月になり、気温も段々と下がって…きていませんね😅 東京もまだまだ暖かい日が続くようです。

 

 先日10/31、スキー部では渋谷・代々木公園にて 3000m 計測を行いました。

 


長濱(XC・3) 11:17

渡部(XC・4) 11:20±

中島(XC・3) 11:54

塩谷(XC・1) 12:05

長沼(NC・1) 12:06

松村(AL・3) 12:17±

浅見(AL・1) 13:09

藪崎(AL・2) 13:10

畑口(NC・2) 14:28

中山(XC・1) 14:45

下村(AL・2) 14:51


 

 

 私としては12分切り、そしてもう一人くらいノル勢をぶち倒してからシーズンに入りたい所存だったのですが及ばず。残り2周の伸びに欠けました。

 

 ノルディックに関しましては、最初は渡部選手が先頭切ってレースを引っ張っていましたが、終盤で長濱選手が追い抜き、そのまま差し切った模様です。

 

 塩谷選手と長沼選手は終始二人で競い合いながら走り1秒差でゴールと、デッドヒートを繰り広げていました。

 

 アルペンに関してはまあまあ、想定内です(笑)

 

 ランに関しては全く明るくないので偉そうなことは言えませんが、まだまだ伸び代がある結果だったのではないでしょうか。例年に比べるともうひと越え欲しいかなぁという気がします。

 

 1年生は素晴らしく努力していますし、上級生も勉強やら院試やら恋愛やら(?)で忙しい中の練習で頑張ってくれています。その上で、ここからググンとステップアップするためにも、陸上でできることは今のうちにやっておきましょう。

 

 焦っても仕方ないので一歩一歩、気負わず着実に。さらなる努力を期待するばかりです。

 

 ところで、アルペンの後輩から、こんな時期に 3000m も走ってどうするんだ、痩せてしまうじゃないかという貴重なご意見をいただきました。ままま、今年はやりましたが来年はどっちでもいいんじゃないっすかね。

 

 私的にはイベントなので続けた方が良いとは思いますが、軽率なコトバでその時その時の「幹部」が拘束される方が問題です。ただ一点、決めるなら責任をもって決めてちょーだいな。「言うは易し行うは難し」ですね。

 

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 さて、アルペンは計測をもってオフトレが終了しました。

 

 「幹部代として」「主将として」と言いながらこのような振り返りブログを書くのは自意識過剰な気もしますが、一応それっぽいことを書いておきましょう。

 

 アルペンパートの感想としては、夏〜秋くらいからモチベーションが上がり始め、最終的には良い雰囲気で練習をすることができたんじゃないかと思います。

 

 今年度はパートとしての練習をほぼ廃止し、任意ということでやってきました。

 

 春学期中は他のメンバーがトレーニングをしっかりやってるかが見えにくく、一人で本郷のジムに通うだけだったので寂しくもあり不安でもありました。邪推かもしれませんが、私以外にもモチベーションが下がってしまった部員もいたんじゃないかと思います。

 

 それでも、結果的には2年生を中心にして頑張ってくれたと思います。まあ、彼らには昨年からトレーニングを頑張ろうと少しずつ伏線を張っていたつもりなので、一旦スイッチが入れば良い空気感でやれますね。学部が忙しくなり始めるでしょうが、力を合わせて頑張って欲しいものです。

 

 

 主将としては、外っ面ではテキトーに構えていましたが、どのようにして集団をまとめるのが正解なのか裏で少しづつ考えていました。

 

 なんだかんだ言っても部員は全員大学生。中学生でも高校生でもない「自立した大人」をまとめるといことで、指示出し厨になるのも怒るのもなんか違う気がして。そんな中でどうやってチームとして方向を定めるのか。

 

 このタイミングでぶっ込むのもアレですが、今までの東大スキー部、そして他大スキー部を見ていてもこの視点が欠けていたんじゃないかと常々思っていました。

 

 放っておけば自然と大学生のベクトルは発散するのですから、抑えつけるような統率ではなく、各人が自分のペースで頑張れて、かつ集団で大きなモチベーションを作り出せるのかという所を個人的なミッションにしていたつもりです。

 

 色々と考えながら(別に深くは考えてないんですけど)、なんとかして「緩やかな信頼」をそれぞれに置くことができるかが大事だと考えが至るようになりました。

 

 その一つの結果が今年のアルペンパートであり、個人裁量の中で各人が能動的にジムに通い、トレーニングを積むかなり理想的な空気感を作ることができたと思います。

 

 ある人が言ってしまえば手抜きな運営、ということになるのでしょうが、特に「個人主義」という道筋を決めた集団という文脈において、一つの適解だったんじゃないかと思っているところです。

 

 うだうだ言ってもスキーが下手っぴなので説得力には欠けます。ただ、この東大スキー部という素晴らしい集団を永く発展させるためには必要な見方であり、今後少しずつ参照されていってほしいと願うばかりです。屍にしてくれてもいいんですけど。

 

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 ちなみに私の今シーズンについてですが、当初は天下無敵の平日スキーヤーを目指して綿密な履修計画を練っておりました。

 

 しかし現実はそうそう甘くなく、2つのありえん重いぴえん系ゼミが入り、しまいには全休を作りそびれる大失態をかましています。

 

 東大生の宿命哉簡単にはスキーをさせてくれない訳ですが、ここから年末年始にかけて工夫を凝らして練習をしていければ良いと思っています。

 

 

 

オフトレ終了すなわちシーズンの始まり、

所詮小括、ここからです。

 

幹部の仕事といってもあとはスキーするだけですから、

さあ皆さん頑張っていきましょうねと、

主将としてまた緩やかに旗を振りたいと思います。