問題問題 | 現役東大生・教育ジャーナリストの受験産業分析日記

問題問題

pippo


インザーギ代表復帰おめでつー★


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前回の続き


鉄緑のカリキュラムの問題点をあぶりだすという


大風呂敷を広げたところで終わっていましたね。


で。



一見、東大合格に向けて何の問題もなさそうな


教材。実際、よく出来てると思います。


でも、教材も使いよう


・宿題として課される量が多すぎる


→宿題をやってこないと親にばれたり(家庭宛報告書


というのがあり、出席状況から宿題の状況、成績まで


いろいろチクられるわけです)してやばい


→とりあえずこなさなきゃ


こなすことが目的になる


教材はこなすためにあるんじゃありません。学ぶための


ツール


ですから。


こなすだけなら、それは書記作業のバイトと同じ。なんの学習も


生みません。


しかも、タダやるだけじゃなくて添削+フィードバックが必要なもの


(ex.英作文とか)に関しては、やらせるだけでフォローなし。


たとえば、宿題として課すものはそういうフォローが


必要なものだけにして、他は任意って感じでやらせたほうが効率は


いいと思いますけどねー。やる気次第で大きく差はつきますが。



・そもそも扱ってる量が多すぎる


鉄緑では、大体20年分くらい過去問を扱います。


これって多くないですか?


20年の間に指導要領だってころころ変わったし(これは文部省のせいだけど)


学問のトレンドだって変化してきている。


そんななか20年も前の問題に時間をかけるっていうのは


はっきり言って時間の無駄かなと。


その時間があったら、もっと個人のフォローに時間を割くべきなのでは?



鉄緑会は確かに教材はいい。でも、フォローが薄すぎると思うんです。


根拠あんのかよ?という方々。


次回、お見せします。



★☆参考書レビュー☆★


今日はこれ。


藤田 宏
大学への数学I&A
藤田 宏
大学への数学II&B

チャートの解説じゃ足りないよっていう好奇心旺盛な人向け。


解説も詳しいがレベルも高い。


あまり簡単な問題はのってないのでそのへんからフォローして


ほしいって人には不向きかな。


これも、全部やるのは時間の無駄。


こういう「例題+解説」けいの分厚い本は


辞書として使ったほうが効果的ですよ!



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