なぜ子供に勉強をさせたいか | 東大合格へわが子を導く「我が家の教育戦略」

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東大生の母親のブログです。
子供が東大に合格して分かったことは、「東大は、特別な子だけが行く学校でない。」ということです。ここでは我が家がたどった教育戦略をお話ししていきます。

●なぜ子供に勉強をさせたいか

どうして、私は子供に勉強をさせたいのだろう。

子供が幼い時によく考えました。

今の時代は、学歴信仰は崩壊したという人もいます。学歴よりも生きる力が重要だとも言われます。確かにその通りですが、そうならない場面もたくさん見てきています。

私は、普通のサラリーマン家庭が子どもにしてあげられるたった一つのことが子供に学歴をつけてあげることだと思います。そういう思いで子供に勉強は、大切だとずっと説いてきました。

そんな思いを、改めて認識させたのが、ハッピーさんのブログの「やる気」という記事です。ハッピーさんのブログには、共感させていただくところが多く、日々勉強させていただいております。

(引用)
ニュースなどで就職難をやっていると、それは災難でも何でもないと言う事実を教えた。現在では就職競争は日本人だけの問題ではないこと。企業は民族に関係なく優秀な人材を希求しており、多くの日本人は努力してきた中国人などの他民族に負けてブルーカラーになるしかないと言うこと。努力を惜しんだ人間が努力した人間に負けるのはフェアであること。努力しなかったのに、泣き言を言うのは狡いとも教えた。つまり自分の好きなことにしか努力できない人間の多くは、職業選択の自由も与えられないと言うことも教えた。将来やりたいことを職業にしたければ勉強ができなければ無理だと言うこと。勉強ができるということは、努力してきたことを証明すること。そういう人間はその後も努力できると見られるということ。

多少の情報操作は否定できないが、社会の仕組みを話して聞かせた。しかも、何度も何度も。
そして人生の数年間勉強しないことが、その後の数十年の運命を決めることも話した。

くどいようだが、やれば必ずできるようになることも何度も話した。


(引用終わり)

私は、いわゆる外資系というところで働いているのですが、最近は、日本の地位の地盤沈下をひしひしと肌で感じて生活しています。

6~7年前には、私の会社でのアジアの中心拠点は、日本でしたが、今やその地位は、シンガポールに奪われています

当時は、会社の幹部候補も日本に駐在していたのですが、今や日本に残っている欧米人は、日本にいなくてはならない事情がある人と、日本に特別の思い入れのある人だけになってしまっています。

その反面で、アジアの優秀な人材は、日本で働くことに積極的です。

昨今は、大企業でも新卒採用における外国人比率を引き上げるといった報道が、新聞の紙面の大きなスペースをもって紹介される時代です。

これからは、人材のグローバル市場化は、どんどん加速していくでしょう。そんな中で、子供たちは、他のアジア諸国のハングリーで優秀な人材と競っていかなければなりません。私は、職場で彼らに接しているのですが、本当に向学心が強く優秀です。

また、子供たちの時代には、働く場を日本だけでなく、海外で働くことも視野に入れなければならないと思います。

だから、子供たちには必死に勉強をして欲しい、21世紀の競争社会で戦って勝ち抜いて欲しい。そして、もう一度、この日本という国の国力を取り戻して欲しいと切に願います。


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