はじめに

長かった就活がようやく終わりました

以前にも書いたように就活は東大受験に似てると思います

学歴は足切りにはなるけれど、ある程度から上は関係がなく(また半数以上?の企業では、足切りすら最初からなく)東大でも内定が無かったり、自分みたく落ちまくる人もいますし、逆に偏差値低い大学から難関企業に入る人もいます。全体から見ると偏差値が高いほど難関企業に行きやすいという傾向はありますが、個で見ると結局その人の頑張り次第なところがあります。

とまあ、色々語りましたが、改めて、自分の就活結果をお伝えします。

ES&SPIで落とされた企業…4社くらい

インターンの面接で落とされた企業…2社

1次面接で落とされた企業…0社

2次面接で落とされた企業…2社

最終面接(3次)で落とされた企業…1社

その他諸々で落とされた企業…4社くらい

内定…1社

と言った感じです。

体感としては思ったよりES&SPIで落とされた企業多いな!でした。

ESとSPIは同時に結果来るのでどちらが原因かは分かりませんが、ESのみで落とされたところもありました。なので、東大だからと言って添削もしてもらわず、脳死で書くと普通に落とされます。また、人気企業はESをかなり頑張って添削してもらったりして書いても、SPIが微妙だと普通に落とされました。実はSPI対策の本もやっていたのですが、寝起きの頭でやったのが失敗でした…笑

とはいえ、最後まで諦めずに面接練習、企業研究を続けた結果、第一志望から内定をいただくことができました!


就活攻略法

就活は2割ガクチカ、2割がSPI+ES、残りの6割がコミュ力(面接力)だと思ってます。(体感。コミュ力の比率もっと高いかも)

まず、1つ目に大切なことはガクチカを積むことです。学部1年〜3年までの間にとにかく何かに打ち込みましょう。学問で論文執筆でもいいですし、サークルで運営でもいいです。運動部で大会出場でもいいと思います。サークル、運動、学問とにかく何かに打ち込みましょう。複数人で協力するものだとベターです。というのも、仕事はチームプレイであることが多いからかチームワークを発揮した経験を聞かれることが多いからです。

また、自分の場合は内定の電話の際、「ガクチカの話を聞いて君なら仕事をちゃんとやってくれそうだと思った。」と言っていただけたので何か一つのことをやり遂げる能力の証明ができるものが良いかもしれません。

次に二つ目に大切なことはSPI,ES対策です。前者に関しては市販の本を何冊かやって適当な踏み台企業で実戦練習しましょう。「SPI 踏み台企業」などで調べるといいでしょう。ついでに自分の受けたい企業がどんな試験を課すかも調べておくといいと思います。また、ES対策については2,3社色んな人に添削してもらって完璧なESを完成させればそれ以降は殆どコピペでいけます。趣旨に合わせて書き直しが少し必要ですが。

3つ目に大切なことは面接練習です。これはコミュ力とも言い換えることができます。SPI、ESを乗り越えた先にあるのがこの面接で、基本的に就活はこの面接がほぼ全てです。どれだけSPIで高得点を取っていようが完璧なESを書こうが高学歴だろうが面接がダメなら普通に落とされます。逆に低偏差値の大学に通っていようが面接でうまくいけば大抵の企業には行けます。また、コミュ力って何?ウェイウェイしてる陽キャが有利なの?と思われるかもしれませんがそれは大間違いで、ここでいうコミュ力とは論理的思考力のことです。

もう少しわかりやすくいうと、"適切に問いに返答を返すのはもちろんの事、話に一貫性を持たせながら説得力のある返しをし、簡潔かつ相手に一緒に働きたいと思わせる話ができるかどうか"を見られています。

これが意外と難しいです。訓練もなしに何も考えずに話していると、相手の質問に対してダラダラ話しているうちに話の着地点が変になってしまったり、てんで的外れな返答を返してしまったり、一つ一つの問いには答えられていても一貫性がなかったりします。意外と話しながら考えるのは難しいもので、これは訓練が必要です。またこれは一朝一夕でできるものではなく、普段からまともにコミュニケーションを取っている必要があり、かつ友人やキャリアセンターなど、様々な場で訓練する必要があります。

というわけで、運動会が就活に有利と言われているのは単にガクチカやコネの点だけでなくコミュニケーション能力の点でも日々無意識のうちに鍛錬されているからなのかなと思います。

4つ目に大切なのは逆質問です。

これは3つ目のコミュ力にも入ってますが、これは天性のコミュ力があるかちゃんと対策してないとできないので急遽追加で書きました。

逆質問ってただ無難な質問すれば良いのでは?と思ってるあなた、甘いです。聞いた話だと1時間ずっと逆質問の時間の面接をする企業もあります。そこまで極端なものでなくとも30分逆質問の時間があるものを私は何回も経験しました。これだけ時間を割いておいて選考には関係ない、無難な質問でいいわけがありません。ちゃんと質問を事前に何十個も頭に入れておく必要があります。それも、無難なのじゃなく、面接官に「お、この子はうちに入りたがってるんだな」と思わせるような、或いは答えていて気持ち良いと思わせるような質問を。なので、逆質問を練ってください。そして、練って、面接官受けが良かったものをピックアップして、まとめておいてどこかにメモしておいてください。



時期別カレンダー(25卒)

B3(M1)5月〜 サマーインターン応募

B3(M1)7月〜 サマーインターン

B3(M1)9月〜 秋冬ウィンターン応募、参加

B3(M1)12月〜 冬インターン

B3(M1)1〜3月 春インターン、面接


自分はこんな感じでした!(9月から就活始めたのでそれまでの所は話を聞いた感じで書きましたが)年々早期化されているので26卒はもっと早いんじゃないかなと思います。また、これは業界によって違うとは思うのですが、自分の業界はそんな早くも遅くも無いと思うので参考までに書きました。また、自分の受けていた企業的に内定出るのは1月〜5月くらい遅くても6月くらいかなと思いました。というのも1月上旬に2次面接してた企業もありますし、3月〆切の企業が殆どで、一部の企業が5月までの締切のesがあったからです。


就活の際参考にしたサイト

openwork:年収や残業代などがわかった

onecareer:通ったESやSPIの種類、設問がわかった

みん就:サイレントお祈りされるかがわかった

lineオープンチャット:他の人の選考がどれくらい進んでいるか分かる(知らないうちに最終終わってる人がいたとかがあって驚いた)

理系ナビ:理系ナビ限定の企業座談会などがあって良かった。


逆にあんまり使わなかったサイト

リクナビ、マイナビ:業界の中で企業が膨大にあって迷っている人には良いかもしれないが自分の業界はそもそもそんなに企業が無く、また、マイナビ、リクナビを経由する必要がなくエントリーできたので使わなかった。

就活四季報:殆どの情報はググればより詳細なものが出てくるから

日経新聞:契約してたのにニュースについて何故か聞かれることは無かった。めっちゃ高かったのに…。


さいごに

浪人して、頑張って東大に来て、そして就活も最後の最後でうまくいって、本当に良かったです。

何度も祈られて心が折れた日もありましたが、受験と同じで最後まで自分と友人を信じて努力を続けたら報われるのだな、と思いました。協力してくれた友人や先輩には感謝しかありません。

どうかこれを読んでいる就活生、これから就活を迎える人へ、最後まで頑張ってください!

誰しも、やれば必ず第一志望郡に行けるとは言いません。それでも頑張ればその分報われると思います。少なくとも頑張らなかったときに比べれば必ず幾ばくか良い結果になっていると思います。

なので、少しでも未来を良くするために、しない努力よりする努力。