はろ。

納谷悟朗さんのこと、ずーっと想い出しています。

私はそんなにはお仕事ではご一緒した記憶はないのだけど…。

元・元旦那がその昔は草野球チームなどで大変親しくさせて頂いてたりして、その関係で若い頃は本当によくお会いしておりました。


私は『ルパン三世』には一度だけ出演経験もありで、大変楽しくお仕事ご一緒しています。

外国映画の吹き替えでも何度かご一緒させて頂きました。


何と言っても私にとってはエコーのお芝居です。

数々拝見した中で、熊倉一雄さんとのコンビでのニール・サイモン『サンシャイン・ボーイズ』は忘れられません。涙が止まらなかった。素晴らしかったです!

一般の皆さんには声優としての納谷さんなのでしょうが、私にとっては俳優・納谷悟朗さん。やっぱり舞台の人。

とにかく酒席での印象がものすごくあり、いつもキャップをかぶってらして、細い煙草をかっこよく吸っていらした。

そして私を『恵子』と呼び捨てで呼んでくださる数少ない先輩でもありました。

昔の先輩はみんな呼び捨て。またそうやって呼んで頂けることは喜びでもあるのです。

今、こうしてあれこれ想いを馳せてる最中に突然、思い出したことがあるんです。

私の最初の結婚の時に、劇団座長の野沢那智さんが猛反対されて、式に来る来ないでスッタモンダしてる時に、納谷さんが『気にすんな!那智と結婚するんじゃねーからな。』と言ってくださったことが急に思い出されました。

嬉しかったです。

私、確か23才だったかと。



結局、野沢さんはいらっしゃいましたけど。(笑)


懐かしい。

そして淋しいばかりです。
淋しいです。

天国ではまた野沢さんとも演劇談義に花を咲かせているといいけど。

納谷さん、ありがとうございました。

改めまして、ご冥福を心よりお祈りいたします。



では本日も私はリディア・ワシーリ・エブナ・ジェルベールに変身します。

     K-CO TODA

《お知らせ》
●YouTubeにて堤幸彦監督に撮っていただいた『眠れない夜の窓辺で』のPVが観られます。

●ミニアルバム『ROUTE 55』絶賛発売中!🎵6曲入り¥2.000-(安っ😌)

どうぞ宜しくお願い致します。