わんばんこ。
6月9日は無垢な日として、或いはロックな日として、毎年様々な思いの一日です。
母の命日。
コメファミの皆さん、ご記憶頂いてる方もいらして恐縮です。
日頃は忘れていても6月の頭になると気持ちは正直沈みがち…。
母が亡くなった朝の事が思い出されて、7年経った今もまだまだ切ない…。
今日は涙雨でした。
稽古前にはお墓参りにも行けました。また『なにわバタフライ』やるんだよって報告を。
この時期に『なにわバタフライ』の稽古というのも、このところずーっと不思議な気持ちでいるのです。
初演の『なにわバタフライ』が、母が舞台に立つ私を最後に観た舞台でしたから。
さて、天国でどんな顔して観てるんでしょうかね…。
そんなわけで今日はしんみりな一日だったけど、もう明日は大丈夫!
今夜はPARCOで三谷版『桜の園』初日を観て参りました。
初日おめでとうございます。
美しい舞台でした。
今までたくさん観てきた『桜の園』の中で一番、チェーホフっぼいと思いました。
三谷さんには私のこの『チェーホフっぽい』って言葉があまり褒め言葉として届かなかったみたいですが。
つまり、古典古典した感覚は一切なくて今までで一番『喜劇』というか快活な『大衆娯楽劇』という風に感じたのです。
だからこれが本来のチェーホフなんじゃないかなと。(^0^)/
なんてね。私、本当のところはチェーホフも何も良くはわかってませんが。(笑)
予てより三谷幸喜さんには劇作家としてはもちろんの事、演出家としても才能が溢れている!とアチコチで私は言ってきました。
今夜はしてやったり!って感じでした。
次は是非!ラシーヌとかバーナードショーとかどうですかね
そして今夜、最も私が感じた事は…。
大勢っていいな~!
楽しそうだな~!
セットがゴージャスで美しいな~!
清ちゃんの生ピアノ、贅沢だな~!
パンフレットも分厚いな~!
って事でしょうか。
マジですこれ。
来月はこの舞台に私一人で立つのかと思うと又々胸がキュンキュンしました。
そして初日終演後のPARCO劇場はお祭り騒ぎのようになっていて、それを目の当たりにした私は、つくづく孤独を感じたのでした…。
そして若干、私の心にも火が付きました。
何故かわかりませんが
若干。(笑)
若干、火が付いたのです。
あまり芝居で妬いたりしないんですけど、なんかメラメラしましたわ。(笑)
私も頑張らねば。
追記
今夜の舞台、青木さやかちゃんが前説で出てたんだけど、最高だった!火曜日に会うので抱きしめてあげる予定です。
K-CO TODA