戸田恵子オフィシャルブログ Powered by Ameba-DVC00478.jpg

ご存知、渡辺美佐子さんの一人芝居です。28年、演じ続けてらした井上ひさしさん作の『化粧』は今回がファイナル公演とのこと。

渡辺美佐子さんとは残念ながら面識は無いのですが…。

ファイナルだから行ったのではありません。

自分が一人芝居を演じることになった6年前からずっとずっと観たかったのですが中々予定が合わずで…。

ついに念願叶った今回はファイナル公演となっていてより感慨深いものがありました。m(._.)m

感想を言うのは野暮な気が致します。

素晴らしいの一言です。素敵な舞台でした。

80歳近くまで板の上で演じるなんて自分には到底無理だと思いましたね。何でしょう!あの気迫は!性根が違うんですね、根本的に。

渡辺美佐子さんお若いです。
そしてやはり大変な一人芝居でした。僭越ながらとてもとてもよく分かります。(。。;)

笑うのも忘れて私は全てをこの目に焼き付けて参りました。

カーテンコールで出てらした時はその頑張りに目頭が熱くなりました…。(:_;)

劇場ロビーには井上ひさしさんから渡辺美佐子さんに贈られた色紙が飾られていて~

『三百回は小娘で
五百回目が花盛り
七百回目で嫁に行き
千回演じておかあさん』

と書かれてありました。

渡辺美佐子さんは今ファイナル公演を終えられると648回の上演になるそうです。

お嫁に行かれる直前の美しいままの花の盛りで幕をお引きになられるのですね。

お疲れ様でした!と心から申し上げたいです。素晴らしい舞台をありがとうございました。m(__)m