まだ震災、津波の瓦礫が凄まじい量で山積みにされています。

「あんたたちは、瓦礫と一言で言うけれど、これは生き様の一粒一粒なんだよ…」

ある男性の言葉が新聞に掲載されていました。

幸せだった瞬間の笑顔の写真、始めて買ってもらったおもちゃ、毎日使っていた茶碗、お父さんの上着、楽しい夏祭りで着た浴衣、おじいちゃんの位牌…やっと建てたマイホーム…沢山の思い出が瓦礫化しています。

本当に胸が痛くなる現実なのです。
どうしても、どんなにお祈りしても、もう戻れない現実。

受け止めるには、あまりにも大きい。

被災された皆様の気持ちを思う時、ちっぽけな自分を思い知らされます。

無力な自分を思い知らされます。