12月4日

12月4日という日は、
毎年ごく普通に過ごしています。
でも本当のところは、私にとって特別な日です。
あ、12月4日だ・・・・。
って、すこしだけ立ち止まります。
この日は祖父の命日。
一緒に暮らしていたおじいちゃん。
私が中学1年生の時でした。
身近な人がはじめて亡くなるという経験をしたのです。
人はいつか死ぬということはもちろん知っていましたが
自分が小さい頃からいつも家にいて、一緒に居るのが当たり前だと思ってた。
病院から戻ったおじいちゃんを見ても
「亡くなった」ってことがわかっていても実感がわかないような感じでした。
おじいちゃんを寝かせる布団の準備をしたり
葬儀の準備を手伝ったりして時間が過ぎていきました。
そして 棺にお花を入れ、
お別れをするためにおじいちゃんの顔を見たとき・・・
はじめて どーっと涙が溢れてきて泣きました。
一緒に居たときは ただの「うちのおじいちゃん」。
おじいちゃんの日課の病院通いのお供としてくっついていったり、
幼稚園へ送ってもらったり、
私のお菓子を食べたでしょ!!と言ってケンカしたり、
猫なで声でお小遣いもらったり・・・
大好きで大事な存在のおじいちゃんが
手の届かないところへいってしまった・・・
この経験でほんのちょっぴり成長できた気がします。
でも亡くなった人はいつでも傍で私たちを見守ってくれているんですよ、
と お寺のご住職が仰っていました。
私もそう信じています。
私はお墓参りも殆どしない無礼ものですが、
日々の生活の中で、ふと亡くなってしまった大事な人の事を
思い出し、その人たちの命を引き継いでいることに感謝しています。
あ、ブログネタですね!
普段亡くなった皆さんは 私たちのまわりをうろうろしてるから
天国があるかどうかは疑問ですが、
休みに帰るお家のような場所も必要でしょう。
それが天国だとすると・・・
やっぱり快適な気温25℃ 湿度50%って感じですかね?
おじいちゃんの亡くなった日も、葬儀の日も、
とっても寒い日でした。
今は快適空間でゆっくりしていて欲しいです

