毎日毎日不安定な毎日でした。
ご飯が食べられるか、姉妹喧嘩をしないように、疲れ切っていました。
突然、目の前に神様とか死神とかが現れて、ポンっと私を消してくれないかと思いました。決して死にたいとか逃げたいとか家族を悲しませたいとかではなく、ポンっと私を消してほしかったです。悲しまないように家族の記憶からもポンっと。
まぁ決してそんなことは不可能な話で、私しか娘二人を生かせられないのだから、
今まで得た私のアイデンティティーを消して、ただ良い母親に徹するしかない。
ただ生きて、良い母親の振りをするだけ。娘たちが安心して過ごせる場所を作る。
ほんとうにこんなようなことを毎日思って息を吸って吐くだけ。あとは母親ロボットに徹していました。
私は強くたくましく生きてきた。娘たちにも、傷だらけでも親に馬鹿にされても、社会に出て、人間関係を作って、強く強く生きてほしかった。
こんな風に思ってしまう私のアイデンティティーを捨てないと、こんな価値観を持ってるとまた娘たちを追い詰めてしまう。そう思っていました。
いつになったら、こんな生活が終わるんだろう。
いつまで続くの。
毎日3人で過ごす。社会に戻れない3人で過ごすことが、こんなに絶望的な気持ちにさせられる。
でも時間が過ぎるしかない。とにかく早く夜になって欲しかった。